ベロニカの育て方!切り戻しや増やし方など管理のコツを解説!

ベロニカの育て方!切り戻しや増やし方など管理のコツを解説!

ベロニカは、つやのある葉と涼し気な色の花をたくさん咲かせることが魅力の植物です。育て方は比較的簡単で、種類も豊富のため、園芸植物として幅広く利用されています。今回はベロニカの特徴や、育て方についての管理のコツを、詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ベロニカとは?
  2. 2.ベロニカの育て方
  3. 3.育て方における管理のコツ
  4. 4.ベロニカの増やし方
  5. 5.まとめ

ベロニカとは?

出典:写真AC 

ベロニカはオオバコ科の宿根草で、つやのある葉と涼し気な色の花をたくさん咲かせることが魅力の園芸植物です。種類にもよりますが、耐寒性、耐暑性ともに強く、どんな場所でも比較的育てやすい植物です。それぞれの種類の特徴によって、寄せ植えやグランドカバー、カラーリーフとしてさまざま用途で利用されています。ここでは、ベロニカの特徴と、切り戻しや増やし方などの管理のコツを詳しくご紹介します。

ベロニカの特徴

Photo byRitaE

分類 オオバコ科 クワガタソウ属
学名 Veronica
分類 宿根草
草丈 5~120cm
開花時期 3~12月(種類による)
花色 白、ピンク、青、紫

ベロニカは別名「スピードウェル」とも呼ばれています。スピードウェルとは、グッバイの意味があり、咲いた花がすぐ散ることからつけられました。咲いた花はすぐに散ってしまいますが、花数が多く、次から次へと新しい花が咲くため、開花自体は長く楽しむことができます。

ベロニカの主な種類と種類別の特徴

ベロニカは、全世界に200~300種類の原種が存在するため、種類が豊富で、種類によって特徴が大きく異なります。縦に直立して伸びた先に、小さな花を穂状に咲かせる形が主流ですが、地面を這うように伸びる種類や、小さな花を単体でつける種類、冬に葉が銅葉になる種類などさまざまです。ベロニカの中でも特によく流通している3種類について、それぞれの特徴をご説明します。

ベロニカ・ロンギフォリア

出典:写真AC

縦に直立して成長し、先端に小さな花を穂状に咲かせる、ベロニカの中でも特に主流の形をしています。花の色は、藤紫色、白色、濃紫色で、夏~秋に花を咲かせ、冬になると落葉します。庭植えで育てると、80~120cm程度まで大きく成長するのが特徴です。花壇の背景花や切り花として利用されています。

ベロニカ・スピカータ

出典:写真AC 

ベロニカ・ロンギフォリアと非常によく似た形をしており、見分けるのはかなり困難です。品種改良により、20~30cmほどに成長する小型種もあります。花の色は、青色が主流ですが、白色、薄ピンク色、濃ピンク色、濃青色、紫色とかなり豊富です。春~夏に開花しますが、暑さにやや弱い性質があり、夏越え時に注意が必要です。

ベロニカ・オックスフォードブルー

出典:写真AC 

地面を這うように伸びるため広い範囲に成長しますが、草丈は10cm程度にしか大きくなりません。冬でも葉が落ちないので、年間を通してグランドカバーとして利用することができます。春~夏に、オオイヌノフグリによく似た小さな青い花を単体でたくさん咲かせます。秋~冬に葉が変色し、銅葉になるため、カラーリーフとしても楽しめます。銅葉とは、銅に似て赤黒く光沢のある葉のことで、ブロンズリーフとも呼ばれます。

ベロニカグレース

出典:写真AC 

ベロニカ・ロンギフォリアによく似た形をしていますが、株の大きさや花の形はベロニカグレースのほうが小ぶりです。夏~秋に、青色、白色、紫色など種類豊富な色の花を咲かせます。耐寒性に強く、秋~冬に葉が変色し、銅葉になります。特にベロニカグレースの葉は、色が濃い緑色からチョコレート色に変色する珍しい葉の色から、カラーリーフとしても人気の高い種類です。

ベロニカの育て方

出典:写真AC 

ベロニカは種類にもよりますが、耐寒性・耐暑性の強い種類が多く、全世界に分布しており厳しい環境でも成長するため、初心者でも育てやすい植物です。しかし、間違った育て方をすると、株に元気がなくなり、枯れてしまうこともあります。ここでは、ベロニカの育て方について、注意点を交えながらご説明します。

育て方①植え付けの仕方

フリー写真素材ぱくたそ

庭植え、鉢植えどちらでも育てることが可能です。なるべく日当たりのよい場所で育てるのをおすすめしますが、夏場の直射日光を少し苦手としています。鉢植えで育てる場合、夏場は半日陰の場所へ移動させてください。ベロニカ・スピカータは暑さにやや弱い性質を持っているため、夏は明るい日陰で場所で育てましょう。耐寒性に強く、たくましく育つ植物のため、ロックガーデンでも育てることができます。植え付けの用土は、有機質の含まれている水はけのよいものであれば、特に種類は問いません。

育て方②水やりの仕方

出典:写真AC

庭植えで育てる場合は、根が張れば水やりをする必要はありません。夏に雨の降らない日が続くようであれば水やりをする程度で十分です。鉢植えで育てる場合は、水切れをしないよう、用土が乾く前にたっぷりと水をあげるようにしましょう。水分不足は、下葉が枯れたり、花つきが悪くなったりする原因になります。ベロニカは冬になると休眠します。冬場は根腐れしやすくなるため、水やりは控えめにしてください。

育て方③肥料の与え方

ベロニカは、肥料を与えなくても十分大きく成長させることができます。肥料を与える場合は、庭植え、鉢植えどちらで育てる場合も、秋に緩効性化成肥料を株元に置き肥するようにします。それでも不十分な場合は、春に即効性の液体肥料を2週間に一度の頻度で与えてください。芽が伸びてから大量に肥料を与えると、茎が細くなり、倒れやすくなるため注意が必要です。

次のページ

育て方における管理のコツ

関連記事

Article Ranking