木の根っこの伐根処理!自分で抜くことはできる?業者に頼むべき?

木の根っこの伐根処理!自分で抜くことはできる?業者に頼むべき?

自宅の庭木の根っこを処理したい場合、自分の手でできるのでしょうか?自分で行う木の根っこの処理方法について詳しく説明します。自分で行うのは難しいという場合のよい業者さん選びのポイントや費用など、気になる情報もピックアップしています。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.自分で木の根っこを処理する方法
  3. 3.業者に依頼した方がよい場合
  4. 4.業者を選ぶポイント
  5. 5.業者に頼んだ際かかる費用
  6. 6.まとめ

はじめに

Photo byVladimir_Fayl

庭に植えていた木が、ふと気がついた時には大きくなりすぎていたという経験を持っている方は、たくさんいるのではないでしょうか?こまめに手入れをしていても、木の頂上まで完璧に手入れをするのは難しいものです。庭木が大きくなりすぎて、できるならば自分で庭木を伐根したいと思っている方必見!こちらの記事をチェックして、庭木を自力で伐根することは可能かどうかを、今一度見つめ直してみましょう。

木の根っこの未処理は危険!

Photo by yisris

庭の木が大きくなったから思い切って切り株程度までバッサリと切った場合、それは伐根ではなく伐採になります。庭から木をなくすのであれば、伐採ではなく根っこから根こそぎ伐根したほうが無難です。切り株状になった木にも蜂は巣を作ります。また、根が元気であれば根っこは成長するので、隣の木の養分を吸い取ってしまう可能性も発生してしまいます。

自分で木の根っこを処理する方法

フリー写真素材ぱくたそ

庭木を自分で伐採して、根まで伐根する方法は全くないというわけではありません。非常に手間と労力が必要になる作業ですが、自分の手でどうしても庭木を伐根したいのであれば、以下のような手順で庭木を抜くことができます。

1.庭木の伐採を行う

Photo byfapro1

まず最初に庭木の伐採を行います。切り株のような状態になるように、大きくなった木を切り倒す作業です。周囲に大切なものや車などがないことを確認して、伐採作業に入りましょう。お隣りへ迷惑が掛からないかという点にも、配慮する必要があります。木の太さによってノコギリも大きなものになってくる可能性もあるので、怪我をしないように注意しましょう。

2.切り株の状態にして根っこを掘って露出させていく

Photo by15299

木を切り倒して切り株状にしたら、次は木の根を掘り出す作業になります。可能な限り木の根を傷つけずに周辺の土を掘り進めて、根を露出させていきましょう。根っこを取り損ねると、地盤の沈下やシロアリ発生の可能性が高くなってしまいます。薬剤を入れて根枯らしさせた場合でも、可能な限り根っこを掘って取り出しやすくしましょう。

3.残りわずかな根っこを引っこ抜く

大方の根を掘り出したら、残っているわずかな根っこを引き抜きます。先ほど説明した地盤沈下などの可能性も踏まえて、残りわずかな状態まで根っこを露出させてから、引っこ抜きの作業に移ることをおすすめします。引き抜き作業を行う際、力を使って引き抜くことになるかもしれないので、怪我をしないように十分注意して行いましょう。

4.細かく切り刻んで可燃ごみに出す

Photo byHans

伐採した木や枝、伐根した根っこは、可燃ごみとして出すことが可能です。木や枝や根を小さく切り刻んで、可燃ごみの袋に入れましょう。できるだけ小さく切り刻み、袋が破れないように袋と枝の間に新聞紙を挟むなどの工夫をして、ゴミ置き場に出すことをおすすめします。

5.伐根した場所に土を入れて補修

Photo byPexels

木の根を引き抜いたら、それで作業完了というわけではありません。木の根を抜いた部分には、かなりの深さの穴が開いているはずです。放置しておくのは危険なので、栄養のある土で穴が開いている部分を補修しましょう。砂利などを詰めてしまうと近くに植えている植物にも影響が出てしまう恐れがあります。木を植えていた場所で畑や花壇を作る可能性もあるので、いざ使う時にすぐに使うことができる状態にしておくことが重要です。

業者に依頼した方がよい場合

Photo by Cool-Rock.com

木の根っこを抜くという作業は、上記でも述べたように非常に時間と手間がかかります。力仕事もあり、夏場は熱中症の危険性も高くなります。根を完全に取りきる深さまで穴を掘ることを考慮すると、自分で木の根っこを取るのは難しいかもしれません。また根を取るときには、以下のようなことにも直面する可能性があります。

木の根っこが広範囲に広がっている

Photo byvivi14216

木の根っこは、根の深さが想像以上であることが多々あります。根っこの深さが想像以上である場合、一番奥まで掘り進めることが困難になってしまうかもしれません。また根の広さがあまりにも広すぎて、自力ですべてを掘り出すのは不可能となることもあります。

木の根っこが他の植物と絡んでいる

庭に複数木を植えているのであれば、木の根同士が絡まりあっていることも少なくありません。抜きたい木の根だけを上手に抜き取るのは、素人では限界があります。小さな木を離れた場所で育てていて、一本だけ抜いて処理するのであれば処理は可能かもしれません。しかし、すぐ隣同士にある程度の大きさの木があるのであれば、根っこが絡まりあっていることが予想されます。

水道管などに絡んでいる

Photo by haru__q

木の根っこを処理するときに、あると便利なのが排水管の位置が分かる図面です。伐根の際に排水管を傷つけてしまうと、とんでもない事態になってしまいます。場合によってはご近所さんにも多大な迷惑をかけてしまう可能性もあるので、十分に注意しましょう。また根っこが排水管に絡まっていることもあります。伐根をする場合は専門的な知識や技術が必要になることがあるということを、知っておきましょう。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでは、信頼できる業者さんと伐根費用について記載しています。

次のページ

業者を選ぶポイント

関連記事

Article Ranking