スズメノカタビラとは?特徴・芝生との見分け方や駆除方法をご紹介!

スズメノカタビラとは?特徴・芝生との見分け方や駆除方法をご紹介!

スズメノカタビラという植物を知っていますか?芝生によく似ている植物で「芝もどき」とも呼ばれています。繁殖力が盛んで、駆除してもすぐに生えてくる厄介な雑草です。そんなスズメノカタビラの特徴や芝生との見分け方、おすすめの除草剤などの駆除方法をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.スズメノカタビラとは
  2. 2.スズメノカタビラの特徴
  3. 3.スズメノカタビラの見分け方
  4. 4.スズメノカタビラの駆除方法
  5. 5.スズメノカタビラの種類
  6. 6.スズメノカタビラを食べる生き物
  7. 7.まとめ

スズメノカタビラの種類

スズメノカタビラには同じ名前のついた品種がいくつかあります。スズメノカタビラと大きな違いはありませんが、色が少し違ったり、草丈の高さが違ったりするので見分けることが可能です。スズメノカタビラの種類をいくつかご紹介します。

アオスズメノカタビラ

アオスズメノカタビラは、ツルスズメノカタビラとも呼ばれています。アオスズメノカタビラは全体的に濃い緑色をしていて、名前の通り、葉が青っぽいのが特徴です。日本のスズメノカタビラは、ほぼこのアオスズメノカタビラという品種だといわれています。

ツクシスズメノカタビラ

ツクシスズメノカタビラは、スズメノカタビラに比べ大きく育ちます。また、ツクシのようにまっすぐ上に伸びる性質を持っているので、茎や穂が縦に伸びていきます。スズメノカタビラは横方向に伸びていくので、咲き姿を見ると見分けることができます。

オオスズメノカタビラ

オオスズメノカタビラはヨーロッパから西アジアに広く分布している品種です。根や茎が細いのが特徴で、除草するときに根が残ってしまいやすく、駆除が難しいといわれています。オオスズメノカタビラは、少し大きめの穂を付け、草丈は約1mまで大きくなります。

ケンタッキーブルーグラス

ケンタッキーブルーグラスは、名前はあまり似ていませんが、スズメノカタビラと同じイチゴツナギ属の仲間です。西洋芝とも呼ばれ、芝生や牧草などに利用されています。ケンタッキーブルーグラスは、北海道から九州まで、日本に広く分布している植物です。

スズメノカタビラを食べる生き物

スズメノカタビラは草むらや畑など、さまざまなところに生えている雑草です。草むらなどに生えている雑草の中には、食べることができる野草もありますが、スズメノカタビラは調理しても、人が食べることはできません。しかし、スズメノカタビラを好んで食べる動物がいるのでご紹介します。

ねこ

スズメノカタビラは「ねこ草」とも呼ばれています。ねこがスズメノカタビラを食べると、毛玉を吐き出しやすくするなど、ねこには効果的な食べ物です。イネ科の植物は、穂の先が尖っているので、ねこの胃の中で刺激になり、スムーズに毛玉を出す手助けになるといわれています。

スズメノカタビラは鳥も好んで食べる植物です。スズメやハトなどの野鳥が、地面に降りて草をついばんでいるときには、このスズメノカタビラを食べている場合もあります。また、野鳥だけでなくインコなどペットとして飼われている鳥も、スズメノカタビラを食べることができます。

うさぎ

Photo byskeeze

スズメノカタビラはうさぎも食べることができます。庭に放し飼いにして、スズメノカタビラなどの雑草を食べてもらうこともあるそうです。また、うさぎだけでなく、モルモットやリスなどもスズメノカタビラを好んで食べる生き物です。ペットにスズメノカタビラを与える場合は、排気ガスや、他の動物の糞や尿のかかっていない、きれいなスズメノカタビラを選ぶようにしてください。

まとめ

スズメノカタビラの特徴やおすすめの駆除方法、よく似た芝生との見分け方などをご紹介しました。つる草と並び、厄介な雑草として知られているスズメノカタビラ。しかし、正しく駆除を行うことで、庭などを綺麗に保つことができます。除草剤や除草グッズを使用して、スズメノカタビラを上手に駆除してみてくださいね。

Alisa.
ライター

Alisa.

よろしくお願いします。

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