ボトルツリー(ブラキキトン)とは?
基本情報
名前 | ボトルツリー |
別名 | ブラキキトン、ツボノキ |
学名 | Brachychiton rupestris |
分類 | アオギリ科ブラキキトン属 |
原産地 | オーストラリア |
インテリアとして人気の観葉植物
観葉植物は、部屋のインテリアとして人気があります。種類も豊富で、フラワーショップやホームセンターなどで多く取り扱われています。近年、注目されているのがボトルツリー(ブラキキトン)です。ユニークな姿で流通量が増えています。またボトルツリーは約30種類あり、見た目もそれぞれ違いますよ。新築祝いや開店祝いのギフトとしても人気の観葉植物です。
ボタニ子
ボトルツリーの名前の由来
ボトルツリーという名前は、幹の根元がワインボトルのようにぷっくりとしている様子からつけられました。この根元は、株が成長するのと比例して太くなっていきます。
ボタニ子
ボトルツリーってかわいい名前だね!
ボタ爺
ボトルツリーという名前で親しまれているがブラキキトンが正式名称なんじゃよ。
ボトルツリーの特徴
幹
ボトルツリーの大きな特徴が、名前の由来にもなった根元がぷっくりした幹です。上の写真のようにまっすぐではなく曲がったものやねじれたものなど1本1本に個性があります。パキラやガジュマルも同じような根元をしていますよね。乾燥に強い植物に共通する特徴でぷっくりした幹に水分をためこんでいます。
ボタニ子
成長とともに個性は増していくよ!育てるのが楽しみだね!
葉
日本では主に2つのボトルツリーが出回っています。上の写真が「ブラキキトンルペストリス」で、細い葉が特徴です。下の写真は「ブラキキトンアケリフォリウス」で楓のような葉をつけています。日本でボトルツリーといえばブラキキトンルペストリスがよく知られ、クイーンズランド・ボトルツリーとも呼ばれています。ブラキキトンアケリフォリウスはボトルツリーですが、根元は太くならないようです。
ボタニ子
2種類のボトルツリーの違いを表で簡単にまとめたよ!
ルペストリス | アケリフォリウス | |
別名 | クイーンズランド・ボトルツリー | ゴウシュウアオギリ |
葉 | 細い | 広い |
幹 | 太くなる | 太くならない |
流通 | 多い | 少ない |
ボトルツリーが人気な理由
まだまだ日本では珍しい
ボトルツリーの流通は増えてきましたが、他の観葉植物に比べれば見かける機会が少ない植物です。希少種でありおしゃれなその見た目から、お祝いギフトとして購入されることが多いです。
ボタニ子
確かにあまり見かけたことないかも。
ボタ爺
見つけたら購入は早いもの勝ちじゃな。
育てやすい
乾燥に強い植物であるため、頻繁な水やりが必要ありません。忙しい人にも育てられる観葉植物です。耐陰性もあり、多少暗い場所でも問題なく育ちます。寒さにはやや弱いですが、リビングなどの室内で育てる分には心配はいらないでしょう。
ボタ爺
水のあげすぎにも注意するんじゃぞ。根腐れをおこしてしまうからな。
個性が強い
上の写真を見てわかるように、同じ形のボトルツリーはありません。どのボトルツリーを育てるか選ぶ楽しさがあるでしょう。また、日当たりなど育てる環境の調整やワイヤーを使うことによって、好きなように幹の形をコントロールできます。より個性的でおしゃれな株に育てられるでしょう。
まとめ
ボトルツリーは、徐々に人気を集めている観葉植物です。新築祝いや開店祝いなどギフトを贈る予定のある方は、ぜひインテリアにぴったりのボトルツリーを選んでみてはいかがでしょうか。もちろん、自分用に購入して育てるのもおすすめです。どのように成長していくか楽しみながら育ててくださいね。
ボトルツリーって初めて知ったよ!おもしろい見た目をしているね!