チェリモヤとは?世界三大フルーツといわれる果実の特徴や食べ方を紹介!

チェリモヤとは?世界三大フルーツといわれる果実の特徴や食べ方を紹介!

世界三大美果のひとつ「チェリモヤ」の特集です。黄緑色でゴツゴツとした外見からは予測できないねっとりした甘さとクリーミーな味わいが特徴のチェリモヤは「森のアイスクリーム」「カスタードアップル」という別名も持つ南米原産のトロピカルフルーツです。

記事の目次

  1. 1.チェリモヤの特徴
  2. 2.チェリモヤの産地
  3. 3.チェリモヤの選び方
  4. 4.チェリモヤの食べ方
  5. 5.チェリモヤの味
  6. 6.チェリモヤとアテモヤの違い
  7. 7.まとめ

チェリモヤの特徴

世界三大美果(フルーツ)のひとつ

出典:写真AC

「チェリモヤ」というフルーツをご存じでしょうか?チェリモア、チリモヤ、も同じくチェリモヤを指します。日本ではマイナーですが、味は抜群といわれています。南国に馴染みが深いトロピカルフルーツで「マンゴー」、「マンゴスチン」と並んで世界三大美果のひとつと言われています。とはいえ日本では流通量が少ないため入手が難しく、よしんば購入できたとしても高級品になります。

大きさと見た目

大きさは10~15cmほどで大人の握りこぶし程度、重さは450~500g程度です。種類によって果皮がうろこ状にデコボコしたものや、凹凸の少ないものがあります。形状については種類による差はあるものの、ふっくらとした丸型かハート形です。色はどのチェリモヤも果皮は黄緑色一色で果肉はクリームホワイト、種は黒色です。

森のアイスクリームともいわれる

チェリモヤは「森のアイスクリーム」と例えられることがあります。熟したチェリモヤはリンゴやミカンなどとは異なり、マンゴーなどトロピカルフルーツ特融のもっちりととろけるような食感になります。味わいは、濃厚で甘くクリーミィで「カスタードアップル」と表されることもあります。アイスクリームの味わいを楽しみたいなら食べる直前に冷蔵庫で短時間冷やすとよいでしょう。

結実が難しい植物

本来花粉を媒介すべき甲虫が日本にはいないため、結実させるためには人工授粉が不可欠です。この人工授粉の手間もハードルとなり、国産のチェリモヤはごく少数しか生産されていません。しかしチェリモヤの苗は、インターネットで購入することも可能なため、一部愛好家の間で育てられています。

収穫期は10~12月ごろ

チェリモヤの収穫時期は10~12月ごろです。流通量が少ないチェリモヤを幸運にも手に入れた場合は、保存方法に気をつけましょう。冷蔵庫に入れると追熟せず、変色して味が損なわれてしまいます。保存は常温の室内で新聞紙などに包んで置いておくとよいでしょう。熟してからはあまり日持ちしないフルーツなので、甘い香りが漂ってきたらなるべくすぐに食べるようにしましょう。

チェリモヤの産地

南米原産バンレイシ科バンレイシ属の植物

バンレイシ科バンレイシ属のフルーツは種類があります。台湾旅行などで見かける「釈迦頭」、チェリモヤと釈迦頭の交配種で沖縄で栽培されている「アテモヤ」など同じ種類のフルーツとしてひとまとめにされることがあります。

釈迦頭とチェリモヤは皮で見分けが可能

見た目のよく似た釈迦頭とチェリモヤですが、釈迦頭は皮が崩れやすくイボ状の皮をボロボロと果肉ごと剥がすことができるのに対し、チェリモヤの皮は一枚につながっています。熟した際の果皮の崩れ方によってどちらの果実か見分けることが可能です。一般的に食用は果肉のみで果皮は廃棄します。

最大の栽培輸出国はスペイン

チェリモヤはペルーの涼しいアンデス高地が原産で、実は有史以前から食用にされていた長い歴史があります。インカ帝国時代から食べられてきたことを示す土器が見つかっています。チェリモヤは現地の言葉で「冷たい乳房」と呼ばれています。

チェリモヤの最大経済栽培国はスペイン

スペインの入植によって栽培地が広がったチェリモヤですが、スペイン南部の地中海沿岸「コスタ・デ・ソル」で多く栽培されています。そして栽培された果実の一部は日本にも輸出されています。アメリカのカリフォルニア州南部でも一部栽培されています。

国内では和歌山県でごく少数栽培

赤道直下が原産のわり、暑熱にも寒冷にも弱く、また人工授粉も難易度が高いため日本国内の栽培はとても少なく、初めて栽培に成功した和歌山県で少数栽培されています。世界三大美果の国産チェリモヤをぜひ食べたい場合には、インターネットで取扱のある青果店の入荷情報をマメにチェックするか、予約を入れるとよいでしょう。

高級フルーツとして贈答用にも

見た目にも味にも特徴のある珍しい果物は贈り物にもピッタリです。入手は難しいですが、価格は1玉1,500~2,000円前後です。追熟のため冷蔵保存できない果物なので、宅配ギフトにする場合は配達方法の選び方に注意しましょう。冷蔵配達ではなく常温配達で、できれば時間指定で確実に渡せるようにするとよいでしょう。

チェリモヤの選び方

数日後に食べたいときの選び方は「果皮が黄緑のもの」

外見で熟し具合がわかる果物なので、店頭で直接選ぶ場合はいつ食べるかをポイントに選ぶとよいでしょう。全体に果皮がなめらかな黄緑色のものはまだ熟しておらず、5日程度室内で追熟の必要があります。

今日食べたいときの選び方は「果皮が黒いもの」

完熟具合は果皮の変色具合と硬さで判断します。果皮が黒っぽく変色したもの、やさしく触ったときにやわらかさを感じるものはすでに食べごろなので、購入後なるべく早く食べるようにしましょう。

チェリモヤの食べ方

購入後に数日おき追熟させる

果皮の状態から熟度合いを判断し、必要であれば室内の常温(20~25度程度)で数日~1週間程度おいて追熟させます。全体的に黄緑で硬さがあるものはまだ熟していないため青臭く、食べごろではありません。果皮が黒っぽくなり、やさしく触ると柔らかくなったくらいが食べごろです。

食べごろを逃がすと苦みが出ます

食べごろから数日置くと、果肉が茶色っぽくなります。完全に食べごろを逃がすと苦くなりおいしくないので、食べごろか迷ったらにおいをかいでみましょう。甘い香りを感じることができれば食べごろです。

食べ方は二等分をスプーンですくう

最もメジャーで簡単な食べ方は、包丁で二等分してスプーンで果肉をすくう食べ方です。この方法なら残りをラップして後で食べる用にとっておくこともできますし、調理の手間がかかりません。果皮と種は食べられないので皿などによけましょう。

四等分にすると芯と果皮が外しやすい

食べられない芯と果皮を外したいなら四等分がおすすめです。リンゴを4等分するように芯を中心にカットすることで、包丁で芯と果皮を除くことができます。種も食べられないのですが、数が多いため包丁で除くことは難いため、食べながら除くとよいでしょう。

チェリモヤの味

Photo bycongerdesign

チェリモヤのイメージをより立体的にするために、食べてみた方々の感想やつぶやきをまとめました。少しでも味の参考になりましたら幸いです。

「味」の感想コメント紹介

コメント①美味しすぎる!

コメント②パイナップル的な味

コメント③クリーミーで甘い

コメント④バナナとパイナップルを混ぜた感じ

チェリモヤとアテモヤの違い

アテモヤはチェリモヤと釈迦頭を交配して、100年ほど前に作られた品種です。味はチェリモヤよりも酸味が強く、パイナップルに似た味わいです。見た目は釈迦頭に似たイボがありますが、一枚皮のため剥きやすい特徴があります。アテモヤも珍しいフルーツですが国内での産地は沖縄県で、特産品のひとつになっています。

保存方法は常温がおすすめです

冷蔵庫では追熟がうまく進まないため、購入後は完熟まで常温保存がおすすめです。黄緑の果皮が全体に黒っぽくやわらかくなれば食べごろです。

まとめ

世界三大美果チェリモヤの特集でした。日本では耳馴染みがありませんが、とろりと甘くクリーミーな味わいがあり南米ではメジャーな果物のひとつです。もしチェリモヤを見かけたときに手に取るきっかけになれば幸いです。

ニシコ
ライター

ニシコ

農家の母に育てられました。絶賛子育て中です。

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