クラブアップルの育て方!剪定方法や病害虫対策などを詳しくご紹介!

クラブアップルの育て方!剪定方法や病害虫対策などを詳しくご紹介!

りんごを小さくしたようなクラブアップルを食べたことはありますか。よく縁日などで売っている小さいリンゴ飴にも使われています。そんなクラブアップルの育て方は難しいのでしょうか。今回はクラブアップルの育て方や剪定方法、害虫対策をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.クラブアップルとは
  2. 2.クラブアップルの種類
  3. 3.クラブアップルの花
  4. 4.クラブアップルの木は庭植えできるか
  5. 5.クラブアップルの木の育て方
  6. 6.クラブアップルの剪定
  7. 7.クラブアップルの増やし方は挿し木?
  8. 8.クラブアップルの病害虫対策
  9. 9.まとめ

クラブアップルとは

出典:写真AC

クラブアップルとは、リンゴの原種に近い品種です。いわゆる小型りんごのことです。姫りんごともよばれ、アルプス乙女やゴージャス、ドルゴクラブなどの品種があります。盆栽仕立てや鉢植え、庭植えなど楽しみ方はさまざまですが、日陰では元気に育たないため、植える場所や、置場所には気をつけましょう。

クラブアップルの木の基本情報

出典:写真AC

バラ科
リンゴ属
耐寒性 あり
耐暑性 弱い
日当たり 明るい日陰か半日陰
原産地 中国
樹高 5m程度
種類 ゴージャス、ドルゴクラブ、レモイネなど多数

リンゴの木との違い

クラブアップルの木は、リンゴの木によく似ています。その花も果実もリンゴとよく似ています。しかし、リンゴとのもっとも大きな違いはその大きさです。小さいものでも230gから、品種によっては500gを超えるものもあるリンゴと違い、クラブアップルはどの品種も、手のひらよりも小さな果実です。香りもリンゴと違いさほどなく、味は酸味が強い種類の多い果樹です。

日陰でも育つ?

クラブアップルは、完全な日陰では元気に育つことはできません。とはいえ、直射日光が強すぎると葉焼けをおこしてしまいます。木漏れ日の当たる場所か半日陰、明るい日陰が生育には望ましいでしょう。

クラブアップルの種類

出典:写真AC

クラブアップルには、さまざまな種類があります。アルプス乙女やゴージャス、ドルゴクラブ、レモイネ、スイートメイデンなどです。中には、マルス属と呼ばれるバレリーナツリーのように、園芸品種として改良された種類もあります。そういったクラブアップルは花つきよく、観賞用として庭植えされていることもあります。

ドルゴクラブ

クラブアップルの種類のひとつであるドルゴクラブは、花つきの良い品種です。木いっぱいに純白の花が開花し、一株しか植えていなくても、見ごたえがあります。果実は硬めで酸味があり、生食には不向きですが、果実酒やジャムとして利用できます。

ゴージャス

クラブアップルの種類のひとつであるゴージャスは、酸味がある硬い食感の果実です。果実自体に甘味は少ないですが、ジャムやコンポート、ピューレなどに加工して美味しく食べることができます。クラブアップルドルゴクラブと同様に、自家結実性のため、1本で実をつけることができるのが特徴です。

クラブアップルの花

出典:写真AC

クラブアップルの花は、リンゴの花によく似ています。種類によって純白の花や薄紅色の花、濃い桃色の花などさまざまです。どの品種も一ヶ所に5~7個ほど密集して花が開花するため、とても見ごたえがあります。

開花時期

クラブアップルの開花時期は、5月~6月です。クラブアップルの場合、ゴージャスのような自家結実性の品種でも、なかなか実がならないことも多いです。果実がならない場合には、翌年の開花時期に、綿棒などで人工受粉すると、果実がなる確率が高くなります。

クラブアップルの木は庭植えできるか

出典:写真AC

クラブアップルは、庭植えでも鉢植えでも育てることができます。ドルゴクラブやゴージャスといった品種の違いはあまりなく、耐寒性が強くマイナス30度でも枯れることがないため、北は北海道から生育できます。しかし、逆に耐暑性は弱いため、庭植えの場合は真夏の気温や直射日光には注意が必要です。

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クラブアップルの木の育て方

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