姫リンゴとは?
真っ赤な赤い実が、枝にたくさん実る姫リンゴ(ヒメリンゴ)。「ふじ」・「紅玉」など、リンゴの種類はたくさんありますが、それらのリンゴに比べると、姫リンゴはとても小さなリンゴです。真っ赤に実った小さな実や花を、観賞用に育てる方もいるようですね。
姫リンゴの基本情報
科名 | バラ科 |
属名 | リンゴ属 |
英名 | Plumleaf Crabapple |
(プラムリーフ クラブアップル) | |
別名 | イヌリンゴ・コリンゴ・ミカイドウ |
花期 | 5月~6月 |
収穫期 | 10月上旬~下旬 |
姫リンゴの特徴
冬の寒さには負けない姫リンゴですが、夏の暑さは弱いようです。夏の直射日光は、葉やけの原因になりかねません。真夏の直射日光には、十分注意しましょう。
姫リンゴの花言葉
姫リンゴの花は、咲きはじめは淡いピンク色をしています。開花するにつれ、白い花へと変化するのが特徴です。花の色の変化も、姫リンゴの魅力です。この花にも花言葉があります。「永遠の幸せ」「選ばれた恋」といった素敵な花言葉です。他には、「誘惑」「後悔」があります。幸せな花言葉ばかりではありませんね。
姫リンゴの鉢植え作り
姫リンゴは花の色の変化や赤く実った果実を楽しむ方が多くいます。鉢植えなら管理も簡単ですので、初心者の方には鉢植えをおすすめします。ここからは、鉢植え作りから管理までご説明していきましょう。
準備するもの
まずは準備です。必要なものは次の3つのものになります。特に苗はどのようなものを選んだらよいのか、ポイントもありますので参考にしてみてくださいね。
準備するもの①姫リンゴの苗
良い苗を選んで、たくさんの花と実を楽しみましょう。選ぶポイントは3つです。
- 接ぎ木の苗になりますので、接ぎ目が分からないくらい、しっかりとついていること。
- 幹は太く、表面に艶があること。
- 花芽がついているようなら、硬く大きな花芽のもの。
ボタ爺
準備するもの②土
姫リンゴだけではなく、あらゆる植物を育てるときに必要なものが土ですね。姫リンゴには、赤玉土(小粒のもの)7に対して、腐葉土3の割合で用意するのがよいでしょう。面倒なら果樹用培養土でも構いません。あとは、植木鉢の底に敷く、鉢底石も用意しましょう。
準備するもの③植木鉢
最後に植木鉢です。小さいと根っこが窮屈になってしまいます。姫リンゴの苗の大きさには、7号鉢くらいが丁度よいでしょう。
植え付け
準備は整いましたね。では、植え付けをしていきましょう。まずは鉢の底に鉢底石を敷きます。土は、植木鉢の1/3くらいです。そこに苗を入れ、周りに土を入れていきます。苗についていた土は落とさないようにしましょう。
ボタ爺
姫リンゴの鉢植えは完成したようじゃな。次は管理の仕方を説明しようかの。
接ぎ目が分かるような苗は、接ぎ目から虫が入ったり、病気になってしまったりする可能性があるんじゃ。