ゲッキツ(シルクジャスミン)とは?気になる花言葉など特徴を紹介!

ゲッキツ(シルクジャスミン)とは?気になる花言葉など特徴を紹介!

ゲッキツは「月橘」と書きます。ゲッキツは甘い香りを漂わせる白い花を咲かせる美しい花で、「シルクジャスミン」「オレンジジャスミン」という別名をもっています。そこでゲッキツの特徴、花言葉、観葉植物としてもおすすめの理由や楽しみ方を解説します。

記事の目次

  1. 1.ゲッキツ(シルクジャスミン)とは?
  2. 2.ゲッキツの特徴
  3. 3.ゲッキツと誤解しやすい他の植物との違い
  4. 4.ゲッキツの花言葉
  5. 5.ゲッキツの楽しみ方と育て方
  6. 6.まとめ

ゲッキツ(シルクジャスミン)とは?

出典:写真AC

ゲッキツは観葉植物としてだけではなく、地植えで庭木や生垣として親しまれている植物です。育てるのも簡単ですし、季節ごとに様々な様子を楽しめるため、人気が高まりつつある観葉植物です。ゲッキツ(シルクジャスミン)の花言葉や観葉植物としての特徴をまとめました。

ゲッキツの名前と由来

ゲッキツは漢字では「月橘」と書きます。月夜に甘い香りを漂わせることがその名前の由来です。なんだかロマンティックな名前ですね。別名は、シルクジャスミン、オレンジジャスミンです。花がジャスミンに似ていることからこの名前がつきました。

ゲッキツの特徴

「シルクジャスミン」や「オレンジジャスミン」という美しい別名をもつゲッキツとは、いったいどのような植物なのでしょうか?葉や花、実などの観葉植物としての特徴、ゲッキツと名前は似いる植物との違いなどについて解説します。

ゲッキツの分布

ゲッキツは沖縄諸島、台湾、インド、マレーシアなどの比較的温暖な地域に分布します。地植えでも鉢でも育てやすく、ガーデニングにはピッタリの常緑性の低木です。高さは10~350cmになり、よく枝を伸ばすので、室内の観葉植物としてだけではなく、地植えして庭木や生垣にも使われます。

ゲッキツの葉と花の特徴

ゲッキツはツヤのある小さな葉を持ち、1年中青々と葉を茂らせます。シルクジャスミンという別名は、ゲッキツの葉のツヤをシルクの光沢にたとえたものです。梅雨から初秋にかけて白い花を咲かせます。その姿と香りがジャスミンの花によく似ていることも、シルクジャスミンと呼ばれる理由です。

ゲッキツの実の特徴

夏に香り高い白い花を咲かせたゲッキツは、冬になると小さくてかわいい赤い実をつけます。この実は熟すとそのまま生で食べられますし、ジャムに加工して楽しむことができます。種をまいて育てたい場合は、熟した実を採取して水で洗ってからまきましょう。

ゲッキツと誤解しやすい他の植物との違い

Photo bykerdkanno

ゲッキツとジャスミンの違い

ゲッキツは、シルクジャスミンやオレンジジャスミンという別名を持つため、ジャスミンと同じものと誤解されやすいのですが、実はお茶や香料などに使われるジャスミンとは全く別種です。ジャスミンはモクセイ科、シルクジャスミンは、ミカン科の植物なのです。

ゲッキツとオオバゲッキツの違い

もうひとつゲッキツと間違えやすいのが、同じゲッキツ属の「オオバゲッキツ」です。「オオバゲッキツ」は「南洋山椒(ナンヨウンザンショウ)」「カレーリーフ」とも呼ばれます。「オオバゲッキツ」は、カレーノキという植物の葉で、インド、スリランカ原産のスパイスです。

ゲッキツの花言葉

Photo byDarkWorkX

では、ゲッキツはどのような花言葉を持つのでしょうか?ゲッキツの花言葉は「純真な心」です。この花言葉は、ゲッキツの清らかな白い花の姿や芳しい香りにぴったりですね。花言葉通り、少女のような「純真な心」というイメージのゲッキツは、風水的にも「恋愛運」アップに効果的だとされるのも納得できます。

ゲッキツの楽しみ方と育て方

ジャスミンにオレンジのような柑橘系の香りをブレンドしたような魅力的な香り以外にも、ゲッキツを楽しむ方法はあります。ここからは、観葉植物としてのゲッキツの楽しみ方や、室内での育て方とその注意点についてご紹介します。

季節によるゲッキツの楽しみかた

1年を通して青々とツヤのあるゲッキツの葉は、室内でも楽しめます。6月から9月にかけては、清々しい香りを放つ白い花が目と鼻を楽しませてくれます。また、花が散ってしまった後には緑色の小さな実をつけます。冬になると緑色の実が熟して可愛らしい赤い実に変わり、1年を通して様々に楽しめます。

ゲッキツを育てる楽しみ

ゲッキツは近年人気上昇中の観葉植物のひとつです。室内でも暖かくて日が当たる場所なら、グングン育ってくれますよ。枝もグイグイ伸びるので、剪定をしてみたいという方にもぴったり。ガーデニングの楽しみを味わえるのもゲッキツの魅力のひとつですね。

ゲッキツの育て方

水やり

Photo bymanfredrichter

気温が20度を越え暖かくなったら、土の表面が白く乾いてしまう前に、たっぷりと水やりをします。室内で育てる場合は、週に1~2回、葉の裏に水を吹きかけて、エアコンなどによる乾燥を防ぎます。冬は土が完全に乾いてから水やりをするようにしましょう。

剪定の方法

Photo byCarlottaSilvestrini

ゲッキツの枝はグングン伸びます。木の形が乱れてきた場合は、5~8月に剪定をします。伸びすぎた枝を思い切って刈り込みましょう。特に枝が込み合っている部分、小さく細かい枝など、下に向いてはえている枝を根元の部分から切り落とします。成長が早いので大胆に切り込んでも大丈夫です。

植え替えの時期

Photo by salchuiwt

よく枝を伸ばすゲッキツですが、鉢植えで育てる場合、成長とともに鉢が根でいっぱいになってしまいます。そうなると根詰まりをおこし、枯れてしまうこともあるので、ひとまわり大きな鉢に植え替えてあげましょう。1~2年に一度、植え替えの時期は、5~8月が適しています。

まとめ

出典:写真AC

「シルクジャスミン」「オレンジジャスミン」という別名をもつゲッキツ。年間を通して様々な楽しみ方ができるゲッキツの特徴と花言葉、育て方などをご紹介しました。日の光が大好きなゲッキツなので、ベランダや室内で育ててみてはいかがでしょうか?お庭があれば地植えも楽しんでください。

Frankincense
ライター

Frankincense

オーガニックコスメのスキンケアデザイナー。スキンケアは食べることからはじまると考えています。体の内側と外側からのスキンケアに使用する植物について興味があります。

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