ヒポエステスの育て方!根詰まりしないための植え替えのコツなど解説!

ヒポエステスの育て方!根詰まりしないための植え替えのコツなど解説!

ヒポエステスは、緑色に斑入りで赤や白・ピンクの葉が華やかな観葉植物です。育て方も難しくなく、風水にも効果があるとされ、室内インテリアとしても人気ですよ。植え替えすると根詰まりせず長く楽しめます。ヒポエステスの育て方や増やし方を覚えて、管理を楽しみましょう。

記事の目次

  1. 1.ヒポエステスとは
  2. 2.ヒポエステスの育て方
  3. 3.ヒポエステスの植え替え方法
  4. 4.ヒポエステスの増やし方(挿し木の育て方)
  5. 5.まとめ

ヒポエステスの育て方

Photo by ewige

ヒポエステスは育てやすい植物なので、観葉植物の栽培初心者にもおすすめです。室内での置き場所や冬越しのポイントなどをおさえて、ヒポエステスのいろんな楽しみ方を見つけてくださいね。

①日当たり

ヒポエステスは日当たりがよい場所や、明るい日陰で管理しましょう。日照不足だと間延びして、ひ弱で不格好になってしまいます。また、しっかりと日光を浴びることで美しい斑入りの模様が生まれます。

Photo by Starr Environmental

しかし、真夏の強い直射日光では葉が傷んでしまうこともあります。午前中は日光が当たる場所に置き、午後は明るい日陰に移動させると、きれいな色の葉が育ちますよ。寒さには弱いので、室内の日当たりがよい場所で冬越ししましょう。

②置き場所

ヒポエステスは暑さに強く、寒さに弱いという特徴をもっています。しっかりと日光の当たる場所に置きましょう。

Photo by Joel Carnat

ただし、真夏の強すぎる直射日光は避けてください。また、冷気に当たると弱ってしまうので、10月以降から冬越しするまでは暖かい部屋の中で管理するようにしましょう。

③水やり

表土が乾燥してきたら、鉢の底から水が流れるまでたっぷりと水やりをするようにします。とくに夏は乾燥しやすいので、毎日の水やりが必要です。

Photo by sorarium

反対に冬は生育がゆるやかになるので、水やりも控えめにします。表土が乾いてから数日後に水やりをする程度で構いません。また、ハイドロカルチャーの場合は、季節に関係なく適度な水やりをするようにしましょう。

④肥料

Photo byFree-Photos

ヒポエステスの肥料が必要な時期は、生長が盛んになる春から秋頃にかけてです。4月~10月まで速効性の液体肥料を週に一度与えるか、緩効性の化成肥料を2か月に一度与えます。ハイドロカルチャーには培養液を与えましょう。

⑤剪定の手順・育て方

Photo by jospano_62

剪定をしていないと茎が間延びしてしまいます。剪定すると美しく形が整うだけでなく、生長促進や病害虫予防にもなるので、必ず行いましょう。

Photo by Starr Environmental

4月~6月頃に現状のサイズの1/3になるように、形を整えながら剪定します。剪定した部分から新しく茎が生えてきますよ。剪定した茎はヒポエステスを増やすのにも使えます。くわしくは増やし方の項目をご覧ください。

⑥冬越し中の育て方

ヒポエステスは耐寒性が弱く、3℃以下の温度では冬越しすることができません。冷気が当たると弱ってしまうので、秋から冬にかけては室内で管理します。冬越しのためには、5℃以上の環境を用意するようにしましょう。

Photo byFree-Photos

冬越しのために室内で管理する場合も、日光に当てることが大切です。暖かく日当たりの良い場所で管理しましょう。室内の日当たりが悪い場合は、天気のよい日に午前中だけ外で直射日光を当てるようにします。

⑦病気・害虫対策

炭そ病には早めの対処が必要

Photo byzoosnow

炭そ病とは、葉に小さな褐色の斑ができる病気です。病気が進むと症状は悪化し、最終的には枯れてしまいます。見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。病気にかかっていても、初期段階であれば薬剤を使って進行を食い止めることができます。

Photo by Starr Environmental

炭そ病を予防するには、風通しのよい場所で管理することが大切です。また、高温多湿にならないように注意しましょう。

害虫①養分を吸い取るハダニ

ハダニは葉の裏側につくので気がつきにくいかもしれませんが、放っておくとどんどん葉の養分を吸い取ってしまいます。見つけたらすぐに薬剤を散布して駆除しましょう。ハダニは温度が高く乾燥した場所にあつまるので、葉水をすると予防になります。

害虫②葉に穴を開けるナメクジ

ナメクジはヒポエステスの葉を食べて穴を開けるので、見つけたらすぐに誘引剤をまいて防除しましょう。

害虫③駆除も大変なカイガラムシ

カイガラムシは養分を吸収して生育を遅らせ、増殖すると植物自体を枯らしてしまいます。また、すす病などの二次被害を誘発するので、早めに駆除しなければなりません。幼虫であれば薬剤が効果的です。成虫で薬剤が効きにくい場合は、長い棒やブラシで捕殺しましょう。

ボタニ子

ボタニ子

ヒポエステスは植え替えも大切です。次のページから紹介します!

次のページ

ヒポエステスの植え替え方法

関連記事

Article Ranking