エリゲロンの種類
エリゲロンには非常に多くの品種が存在し、その数は全世界で200種類以上です。同じエリゲロン属の仲間にはハルジオンやヒメジョオンなどのよく知られる植物があります。ここでは、エリゲロンのうち日本でよく栽培されている3種類の品種について、それぞれの特徴をご説明します。
カルビンスキアヌス
日本で育てられているエリゲロンは、ほとんどがこのカルビンスキアヌスと呼ばれる品種です。花色は、白色からピンク色に変化し、10~40cm程度に成長ます。開花時期が長く、生命力が強いのが特徴で、初心者でも育てやすいおすすめの植物です。
アズマギク
アズマギクは日本ではなじみ深い品種です。日本の気候や環境によく合っているため育てやすく、本州の中部地方より北側の草原などには自生もしています。開花時期は他の種類よりも少し早く、4~6月頃です。カルビンスキアヌスよりも大きめの花びらが特徴で、紫色の花を咲かせ、20~30cm程度に成長します。
ロサ・ジュエル
ロサ・ジュエルは別名ローズ・ジュエルとも呼ばれています。ロサ・ジュエルは、他の種類よりも大きな花を咲かせることが最大の特徴です。ピンク~紫色の花を咲かせ、草丈は70cm程度と比較的大きく成長します。見ごたえのある大きな花は6月頃から咲き始め、デージーによく似た形をしています。
まとめ
エリゲロンの特徴や種類について詳しくご紹介しました。聞きなじみの少ない名前の植物ですが、日本でもよく栽培されている育てやすい植物です。日本に自生している品種もありますので、注意して観察すると、実は身近に生息していることに気が付くかもしれません。開花時期が長くかわいらしい花を長く楽しむことができるので、ぜひ育ててみてくださいね。
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