立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花とは?花の特徴や意味の由来は?

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花とは?花の特徴や意味の由来は?

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」のことわざの意味を知っていますか?女性を称えるのにぴったりなだけでなく、女性を助ける効果もある「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の花についてや、ことわざの奥深い意味と由来、使い方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とは
  2. 2.「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」に登場する花
  3. 3.「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の由来
  4. 4.「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の使い方
  5. 5.まとめ

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とは

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「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」は美しい女性を表すことわざです。女性の美しい容姿だけでなく、美しい所作や振る舞いを表す言葉とされています。このことわざが生まれたのは江戸時代といわれ、ストレートな表現ではなく洒落がきいた言い方が江戸っ子に好まれ全国に広がりました。現在でも知られることわざのひとつです。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」に登場する花

芍薬の特徴

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芍薬は枝分かれせずにすっと立ち上がる茎が美しく、その先に大輪の美しい花を咲かせる草本性の植物です。バラに似た爽やかな香りをもち、「5月のバラ」と呼ばれたり、ワインの香りを表現する言葉として「芍薬の香り」といわれたります。また、芍薬は「婥約」という言葉が由来です。この言葉は「姿がしなやかでやさしいさま」を表します。

生薬としての芍薬

芍薬は漢方の材料としても使われています。芍薬の「芍」は薬を示す漢字です。「薬の中の薬」と名付けられるほど、古くから生薬として使われてきました。芍薬の根を乾燥させたものは鎮痛、鎮静作用があるとされ、筋肉の緊張をやわらげたり、血管の働きをよくしたりする効果が期待できます。冷えや貧血、生理不調などの女性の不調に効果的です。

牡丹の特徴

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牡丹は低い位置で広がるように枝分かれして優雅な花を咲かせる樹木性の植物です。原産地は唐の時代の中国で、どの花よりも豪華で美しいと愛されたことから「百花の王」や「花王」ともよばれます。日本でもその花の美しさから書物や俳句に多く登場する花です。家紋にも牡丹が多く使われています。

生薬としての牡丹

牡丹の根の皮を乾燥させたものは「牡丹皮(ぼたんぴ)」とよばれ、生薬として使われています。しかし、牡丹のすべてが生薬にはなりません。生薬となる牡丹は一重の花びらをもつ限られた品種のみです。牡丹皮はお腹に血が溜まる瘀血(おけつ)に効果的とされ、鼻血や下血、生理不順や生理痛などの改善に使われます。

百合の特徴

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百合は地面に向かって水平に筒状の花をつける植物です。細い茎の先に大きな花をつけるため、風が吹くと揺れる姿から「揺すり」とよばれ、それが変化して「百合」とよばれるようになりました。また、白い百合は聖母マリアの花といわれ、「母性の純潔」を意味します。その美しい姿と純粋なイメージから、日本や海外でも人の名前に多く使われている花です。

生薬としての百合

特定の百合の根を乾燥させたものは「百合(ビャクゴウ)」とよばれ、薬膳でもよく使われている生薬です。消炎、咳止め、鎮静効果があるとされ、結核の治療薬としても配合されていました。精神安定効果も期待できるため、更年期障害やうつにも効果的といわれています。また、百合の花には美肌やデトックス効果があるとされており、百合の花を使ったお茶が多くあります。

ボタニ子

ボタニ子

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「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の由来

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