ボケの実とは?収穫時期はいつ頃?その効能や上手な食べ方をご紹介!

ボケの実とは?収穫時期はいつ頃?その効能や上手な食べ方をご紹介!

ボケの実とは、梅の花のような小花の後にできる黄色い香りのある果実です。疲労を回復させたり、咳止め効果があるため、ボケ酒やジャムにして食べることが一般的です。そこでボケの実の収穫時期はいつ頃か、また気になる効能や上手な食べ方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ボケとはどのような植物?
  2. 2.ボケの実とは?
  3. 3.ボケの実の収穫時期
  4. 4.ボケの実の効能
  5. 5.ボケの実の上手な食べ方
  6. 6.まとめ

ボケの実の上手な食べ方

ボケの実は、とても硬く渋味と酸味があるため生のまま食べることができません。上手に食べるために果実酒やジャム、ハチミツ漬けにして取り入れるとよいです。どれも簡単に作ることができますよ。食前酒に少し飲むなど日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?ここからは、ボケの実の上手な食べ方についてご紹介します。

ボケ酒

ボケ酒の作り方

材料:保存ビン1本、ボケの実500~600g、35%ホワイトリカー1,800ml、氷砂糖300~400g

  1. 黄色く熟したボケの実をきれいに洗います。
  2. 竹ざるに上げて一晩置き乾燥させます。
  3. 乾燥させたボケの実を輪切りにします。
  4. 保存用のビンにボケの実と氷砂糖、ホワイトリカーを交互に入れます。
  5. 涼しく暗い場所に置いて半年ほど保存します。

ボケ酒の上手な食べ方(飲み方)

  • 1年以上漬けると、風味が増してまろやかな味に
  • 炭酸水で割ると爽やかな味に
  • お湯で割ると体の芯から温まる

ボケジャム

ジャムの作り方

材料:ボケの実2個、砂糖大さじ5

  1. ボケの実をきれいに洗います。
  2. 粗いみじん切りにして鍋に入れ、弱火にかけます。
  3. 実が柔らかくなったら砂糖を入れて煮詰めます。
  4. 実がとろりとなったらできあがりです。

ボケジャムの上手な食べ方

  • パンやクラッカーに塗って食べる
  • ロールケーキやスポンジケーキに挟んで焼く

ハチミツ漬け

ハチミツ漬けの作り方

材料:保存ビン1本、ボケの実5個、ハチミツ500g

  1. ボケの実をきれいに洗います。
  2. 皮ごと薄く切ります。
  3. 種を取り除きます。
  4. 切ったボケの実とハチミツを保存ビンに入れます。
  5. ハチミツが沈殿しないように、毎日かき混ぜます。
  6. 1週間経ったら、ボケの実のハチミツ漬けができあがります。
  7. ハチミツ漬けを取り出し乾燥させます。

ハチミツ漬けの上手な食べ方(飲み方)

  • ハチミツ漬けを、お湯(または、紅茶)の中に入れて飲む
  • ボケの実エキスを、お湯の中に溶かして飲む
  • ボケの実エキスを、炭酸水に溶かして飲む

まとめ

カリンによく似た「ボケの実」には、のどの痛みをやわらげ咳を止める効果や、疲れた身体を癒す効果があります。生で食べることができないため、果実酒やジャムにして毎日少しずつ摂り入れることで体の調子を整えてくれることが期待できます。春を告げる小花と香りのある実が魅力的な樹木です。庭に1本植え、観賞用と薬用に楽しんでみてはいかがでしょうか?

sacchi
ライター

sacchi

子育てと介護に励む主婦ライターです。信州の豊かな自然の中で、たくさんの植物に囲まれて育ちました。娘のアトピー改善のために、薬膳料理に奮闘中です。

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