アメリカンチェリーとは？品種としての特徴や保存方法・食べ方を解説！

アメリカンチェリーの選び方は3点あります。1つ目は表面につやがあり果実が張っていること、2つ目は軸が青々したもの、3つ目は軸がしっかり付いているものです。果物の選び方は新鮮かどうかですが、果実の見た目と軸の選別が大事な選び方となります。

新聞紙にくるみ、日の当たらない場所で風通しのよい場所で保存することをおすすめします。気温が高い場合は、新聞紙にくるんだ状態で野菜室管理、涼しい場合は常温保存でも日持ちします。季節にもよりますが、生ものなので2日以内に、なるべく早く食べきりましょう。

アメリカンチェリーはそのまま食べても充分に美味しいですが、濃厚な味を活かす方法はお菓子に利用することです。生産地アメリカではアメリカンチェリーの季節の時期になると、古くからチェリーパイを作る家庭が多くあります。またジャムにしたり、タルトに入れたりと楽しまれています。

アメリカンチェリーを洗い、2等分にします。種を中心に包丁を入れることで種も取りやすいです。鍋にチェリーとグラニュー糖を入れ混ぜた状態で4時間放置します。4時間後、レモン汁を投入し中火で10分煮詰めてください。混ぜた時に鍋の底が見えるぐらいで完成です。

ホットケーキミックス・牛乳・室温に置いておいたバターをボウルに入れ、混ぜながらよくこねます。手に付かなくなるまでまとまったら、直径3cmほどの大きさに取り、チェリーとクリームチーズを乗せ隠れるようにくるみます。160℃のオーブン15分焼いたら出来上がりです。

アメリカンチェリーの栄養はさくらんぼと同様に、糖質が多く鉄分が豊富なので貧血ぎみの方におすすめです。カリウムも多いため血圧を下げる効果があり、アントシアニンも含まれており、目の疲れの回復も期待できます。美味しく栄養がとれるでしょう。

アメリカンチェリーはさくらんぼより安価なため、手に取りやすい果物といえるでしょう。安価ですが、栄養が豊富でお菓子にも活用でき、美味しくいただける万能な果物です。店頭に並ぶと初夏から夏の季節を実感するアメリカンチェリーを楽しんでみてはいかがでしょうか？