グーズベリーの増やし方
グーズベリーの増やし方は、挿し木と取り木の2種類があります。取り木は多くの株をつけるため、たくさん増やしたいときにはおすすめの方法です。それぞれのグーズベリーの増やし方をご紹介します。
挿し木
グーズベリーを剪定したときに切り落とした枝を使い、挿し木で増やせます。枝を15cmほどの長さに切り、赤玉土など挿し木用の用土に挿しておく増やし方です。半日陰に置き、水をたっぷりと与えて発根を待ちます。
取り木
グーズベリーには「取り木」という少し変わった増やし方があります。2月〜3月にグーズベリーの枝を地面の上に寝かせておき、茎の途中から発根させる増やし方です。取り木での増やし方は、挿し木よりもたくさんの株を増やせます。
グーズベリーの病気と害虫
グーズベリーは病気や害虫被害を受けやすく、育てている間はしっかりと管理する必要があります。病気や害虫被害を見つけたら早めに対処しましょう。グーズベリーのかかりやすい病気や害虫被害をご紹介します。
うどんこ病
うどんこ病はカビが原因で発生してしまう病気です。うどんこ病にかかると、グーズベリーの葉に白い点々のような模様が付きます。庭植えでも鉢植えでも、しっかりと風通しのよい場所で育てましょう。
斑点病
斑点病は梅雨のジメジメした時期に発生しやすい病気です。斑点病にかかってしまうと、黒色や褐色の斑点が葉に現れ、そのまま放っておくと枯れてしまいます。斑点病にかかった葉は切り落とし、他の葉に感染しないようしてください。カビが原因のため、葉を剪定して風通しをよくすると予防できます。
カイガラムシ
カイガラムシは集団で寄生し、茎や葉の汁を吸って成長します。カイガラムシに汁を吸われてしまうと、グーズベリーの栄養分まで吸収され、最悪の場合枯れてしまう恐れもあります。カイガラムシは殺虫剤などが効きにくいため、見つけたら歯ブラシなどを使って払い落したり、カイガラムシに寄生された枝を切り取り、焼却処分したりするのがおすすめです。
ボタニ子
次のページでは、グースベリーの種類や食べ方をご紹介します。