サンビタリアを増やす方法
サンビタリアの増やし方は種まき、挿し芽があります。それぞれの方法を見ていきましょう。
種まき
種から増やすには、まく時期に気をつけます。春まきは3月~4月、秋まきは9月~10月です。春まきならまいた年に咲き、秋まきなら翌年に咲きます。秋まきの場合は冬の霜に注意しましょう。種から増やすときは、バーミキュライトに種をまき、少なめに覆土して発芽を待ちます。直まきのほうが植え替えの必要がないため、根を傷つけることなく増やすことが可能です。
挿し芽
挿し芽は9月~10月、3月~5月に行います。挿し芽の方法は、新芽の先端を3節ほどで切り取り、土に挿したら日陰に置いて育てましょう。切り口から菌が入るのを防ぐため、清潔な土に挿してください。
サンビタリアの寄せ植えの仕方
「サンビタリア」春から秋まで咲き続ける菊科の可愛い花ですね。商品名は(クスコ)です。 pic.twitter.com/mPS6RSCz
— m.masao (@314m_masao) May 17, 2012
サンビタリアは、寄せ植えによく使われる花です。しかし、高温多湿に弱く、密集していると枯れてしまいます。風通しのよい環境に整えて、きれいな寄せ植えを作りましょう。
大きな花と一緒の寄せ植え
ガーデンセンター新田店(群馬県)
— ジョイフル本田 ガーデンセンター (@gc_joyfulhonda) July 20, 2019
やっと”☀夏☀”がやってきましたね‼
夏の鮮やかさにピッタリの #ケイトウ の寄せ植え
小ぶりの鉢に合わせてみました♬#夏 #summer #花 #flower #ガーデニング #gardening #植物 #plants #花好きな人と繋がりたい #寄せ植え #アレンジ #群馬県 #サンビタリア pic.twitter.com/j8ZDn4QARt
サンビタリアは花が小さいため、大きな花と一緒に寄せ植えするのがおすすめです。お互いの特徴が被らない、バランスがよい寄せ植えができます。
サンビタリアで引き立てる寄せ植え
ご注文のハンギングです。
— ガーデンガーデン株式会社 (@gg_garden) September 30, 2013
大きめの花はジニアだけですが、ブラキカムやサンビタリアなどの小花も散らしています。アルテルナンテラを締め色にして、秋らしさも出してみました。
個人的には、かなりお気に入りなんですが、喜んでもらえるかな…。 pic.twitter.com/ClmCXLv5lB
花が小さいため、メインとなる花を引き立たせるのにピッタリです。引き立て役になるようバランスに注意しながら植えましょう。
サンビタリアでグランドカバーの寄せ植え
サンビタリアは横に広がって育つ特徴があります。グランドカバーは、サンビタリアの特徴を生かす寄せ植えの方法です。
寄せ植えのポイント
- サンビタリアは高温多湿が苦手のため、密集しすぎないように寄せ植える
サンビタリアがかかりやすい病害虫
病気
サンビタリアは、立ち枯れ病や、うどんこ病の病気にかかる可能性があります。それぞれの病気について見ていきましょう。
立ち枯れ病
立ち枯れ病は、湿度が上がって土の中の菌が繁殖することにより根を腐らせ枯らす病気です。予防方法は、水はけのよい清潔な土で育てることです。病気になった場合は、茎を間引くなどして風通しをよくします。
うどんこ病
うどんこ病は4月~6月、9月~11月に発生しやすい病気です。風通しが悪いとかかりやすいため、剪定をして密集にしないように気をつけましょう。
害虫
サンビタリアは、アブラムシやナメクジによる害虫被害があります。それぞれの予防方法を見ていきましょう。
アブラムシ
アブラムシは4月~11月に発生しやすい害虫です。葉っぱが変色し光合成がうまくできなかったり、花付きが悪くなったりする被害があります。アブラムシを見つけたら薬剤を散布して駆除しましょう。
ナメクジ
ナメクジが発生しやすい時期は、6月~7月、9月~10月です。雨が続くと特に発生しやすくなります。ナメクジは夜行性のため、夜間に見つけるか、昼間なら鉢の底に隠れているところを見つけて退治しましょう。
まとめ
サンビタリアは高温多湿に弱いため、こまめな手入れが必要です。しかし、栽培環境を整えてポイントを押さえた育て方をすれば難しくありません。ぜひ、サンビタリアのかわいらしい花を育てて、寄せ植えを楽しんでください。
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