秋・冬のカラーリーフ24選!花壇などの寄せ植えにおすすめの種類は?

秋・冬のカラーリーフ24選!花壇などの寄せ植えにおすすめの種類は?

秋咲きの花が終わると一気に庭が寂しくなりますが、そんな時こそカラーリーフの出番です!いつもとは一味違った寄せ植えを楽しんではみてはいかがでしょうか?春までしばらく色数が少なくなる庭の花壇を、寒さに負けない賑やかなカラーリーフの寄せ植えで盛り上げましょう!

記事の目次

  1. 1.秋・冬のカラーリーフを楽しむ
  2. 2.寄せ植えに最適!冬でも常緑のカラーリーフプランツ①【ヒューケラ】(5品種)
  3. 3.寄せ植えに最適!冬でも常緑のカラーリーフプランツ②【ラミウム】(4品種)
  4. 4.寄せ植えに最適!冬でも常緑のカラーリーフプランツ③【へデラ】(3品種)
  5. 5.寄せ植えに最適!冬でも常緑のカラーリーフプランツ④【ブラッククローバー】
  6. 6.寄せ植えに最適!冬でも常緑のカラーリーフプランツ⑤【ツルニチニチソウ】
  7. 7.寄せ植えで個性的な葉を楽しむ多年草①【パープルセージ】
  8. 8.寄せ植えで個性的な葉を楽しむ多年草②【ルメックス】
  9. 9.寄せ植えで個性的な葉を楽しむ多年草③【コクリュウ】
  10. 10.寄せ植えで個性的な葉を楽しむ多年草④【ヤブラン】
  11. 11.寄せ植えで個性的な葉を楽しむ多年草⑤【ポリゴナム・バージニアナム】
  12. 12.花壇を明るくする常緑低木①【マートル】
  13. 13.花壇を明るくする常緑低木②【ツルマサキ】
  14. 14.花壇を明るくする常緑低木③【ロフォミルタス・マジックドラゴン】
  15. 15.花壇を明るくする常緑低木④【ツリージャーマンダー】
  16. 16.花壇を明るくする常緑低木⑤【へーべ・ルバーブ&カスタード】
  17. 17.まとめ

秋・冬のカラーリーフを楽しむ

Photo by wallygrom

秋、冬こそカラーリーフの出番!

秋咲きの花が終わる頃にはめっきり気温も下がり、庭の植物は休眠期に入る種類も増えてきます。冬に向けて花数も減り、庭が寂しくなってしまいますが、こんな時こそカラーリーフプランツを使ってみてはいかがでしょうか。花がなくても鮮やかなカラーリーフや、明るい斑入りの植物で庭を彩りましょう。

今回は色彩の種類の豊富なヒューケラを中心に、多年草から低木まで秋・冬におすすめのカラーリーフを選んでみました。また、下記のリンク先では葉を楽しむための色別にカラーリーフプランツをご紹介しています。ぜひ合わせてご覧下さい。

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寄せ植えに最適!冬でも常緑のカラーリーフプランツ①【ヒューケラ】(5品種)

Photo by NettasNursery

ヒューケラ【Heuchera】
別名 ツボサンゴ コーラルベル
植物分類 ユキノシタ科ツボサンゴ属
園芸分類 常緑性多年草
原産地 北米 メキシコ
草丈 20~80cm
耐寒暑性 耐暑性:普通 耐寒性:強い(-15℃)

カラーリーフプランツ界の王様

カラーリーフプランツとしての色の種類の多さではヒューケラの右に並ぶものはいないでしょう!と言いたいところですが夏の期間のコリウスとはよいライバルでしょうか。どちらにしても秋・冬の花壇を、花の多い季節同様に彩りたいのであれば、ヒューケラの存在は必要不可欠です。

入手しやすい5品種のヒューケラを紹介

花と見まごうばかりの鮮やかな色調は、葉を楽しむために存在するような植物だといえるでしょう。どの品種も寒さには強いですが高温期の多湿が苦手ですので、過ごしやすい環境を作ってあげましょう。今回は、園芸店でもよく見かける入手しやすい品種を5つ選んでみました。どれも見たことがあるヒューケラばかりではないでしょうか?

⑴ヒューケラ・ジョージアピーチ

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まるでエレガントなピンクの花が咲いているかのような佇まいのヒューケラですね。乳白がかったピンクの葉に濃いピンクの葉脈が浮かびあがります。寒さが厳しくなると葉色は紫系の濃い色に変化するので、それも楽しみの一つとなるでしょう。花はクリーム色で、葉軸と同様に濃いピンク色の花茎が立ち上がった先に小花を咲かせます。常緑の多年草ですので年を追うごとに株が大きくなるのが楽しみですね。

⑵ヒューケラ・エレクトラ

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目の覚めるようなライムイエローにオレンジ色の葉脈という、他に類を見ないヒューケラ・エレクトラは、まさに葉を楽しむために作られたような植物ですね。そのインパクトのある葉色は、冬の色数の寂しい花壇の救世主となってくれることでしょう。一年中が観賞期間とはなんともうれしいことですね。

⑶ヒューケラ・キャラメル

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おいしそうな名前のヒューケラですが、ヒューケラ・キャラメルの葉は寒い季節は赤系に傾き、暑い季節はアプリコットイエローといった具合にその葉色を変化させます。温度によって葉色が変化するのはカラーリーフプランツのひとつの醍醐味でもあります。また生育の早い品種でもありますので成長ぶりが楽しみですね。

⑷ヒューケラ・グリッター

Photo by wallygrom

ヒューケラ・グリッターは店頭でもよく見かける代表的な品種ですね。多年草でもあるヒューケラですが、大株になると白いカラーリーフは花壇の中でもいっそう存在感が増します。グリッターの葉の裏側は紫色で寒さが増すと表側も紫色に紅葉するという特徴があります。花の色は赤。白と赤のコントラストをぜひ見ていただきたい逸品です。

⑸ヒューケラ・フリンジレモン

Photo by Valleybrook Gardens

葉の縁がフリンジ状に縮れた、フリフリのレタスのようなヒューケラです。葉色のあまりの明るさに、寒い季節だということを忘れてしまいそうになりますね。色の種類の少なくなった秋から冬の期間の花壇で、その明るい葉色のパワーを発揮していただきたいものです。濃いめのグリーンの葉の隣に配置すると映えますね。春に咲く花は、淡いピンクがかった白花になります。

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寄せ植えに最適!冬でも常緑のカラーリーフプランツ②【ラミウム】(4品種)

Photo by blumenbiene

ラミウム【Lamium】
別名 オドリコソウ(踊子草)デッドネットル
植物分類 シソ科オドリコソウ属
園芸分類 耐寒性常緑多年草
原産地 ヨーロッパ 北アフリカ アジア
草丈 20~40cm
耐寒暑性 耐暑性:弱い 耐寒性:強い

店頭で主流のマクラツムと強健なガレオブドロン

常緑性の多年草ですが、若干暑さに弱いところがあります。繁殖力も旺盛で花壇を一部を占領してしまう勢いがありますので、秋植えにしてそこから株を充実させるとよいでしょう。ラミウムの主な園芸品種はマクラツムとガレオブドロンになりますが、どれも葉色が明るく美しい品種ばかりです。

入手しやすいマクラツム4品種を紹介

花の色も白、ピンク、黄色とありますので、葉色と合わせて検討してみてはいかがでしょうか。マクラツムは園芸店などで一般的に流通している品種を4つとりあげてみました。ガレオブドロンは通信販売の方が手に入れやすいかもしれませんね。

⑴ラミウム・マクラツム・ビーコンシルバー

Photo by daryl_mitchell

白のカラーリーフプランツの代表格ともいえるラミウム・マクラツム・ビーコンシルバーは、通常でしたら濃いピンク色の花が咲きますが、白花の種類もあります。とても丈夫な多年草ですので、ある程度込み合ってきたら株分けして花壇のバランスをとりましょう。見る見るうちに白い葉が増えていくようすは圧巻です。葉に独特の青臭い匂いがありますので苦手な方はご注意ください。

⑵ラミウム・マクラツム ・ロゼウム

Photo by M. Martin Vicente

多年草のマクラツムの別品種ですが、濃いグリーンの中央に白い絵の具をひと刷毛塗ったような葉が可愛らしいですね。秋、冬の間は花がありませんが、ピンクの花がなくても十分可愛らしい葉を楽しむことができる品種です。地面を這うように育ち、性質的に半日かげの湿っぽい土を好みます。挿し芽で増やすことも可能です。

⑶ラミウム・ガレオブドロン・バリエガツム

Photo by je_wyer

匍匐性のランナーを出して増えていくタイプのガレオブドロンです。半日かげを好み、直射日光では葉やけを起こしてしまいます。また過剰な肥料は、株が軟弱になり生育の妨げになるので控えましょう。成長の早いラミウムですので花壇での繁殖をうまくコントロールしてあげてください。

⑷ラミウム・ガレオブドロン・ハーマンズプライド

Photo by 阿橋花譜 KHQ Flower Guide

上記と同様のガレオブドロンの品種ですが、斑の入り方が違うことにお気づきでしょうか。こちらのハーマンズプライドは、緑の葉脈が浮き出るように入った白い葉を楽しむことができます。こうした独特な斑入りの葉もカラーリーフプランツならではの美しさですね。ガレオブドロンはマクラツムよりも大型で強健な品種です。匍匐ランナーで増えますので広い場所で管理するとよいでしょう。

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寄せ植えに最適!冬でも常緑のカラーリーフプランツ③【へデラ】(3品種)

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