チグリジアの植え付け・植え替え
チグリジアの植え付けと植え替えについて、手順を学んでいきましょう。連作障害を防ぐためにも、毎年の植え替えは重要なポイントですよ。
用土
鉢植えの場合の用土は、赤玉土と腐葉土を配合したものを使うとよいでしょう。市販されている草花用の培養土でもよく育ちます。水はけのよさがポイントです。
植え付け
適期は4月~5月です。栽培している地域の気温によって、暖かくなってから植え付けましょう。鉢植えの場合は、6号の鉢に球根3つ程度がちょうどよいバランスです。やや倒れやすい植物のため、少し深めに植えたほうが安心です。
植え替え
連作障害を起こしやすい植物のため、基本的には毎年植え替えをしたほうがよいでしょう。地植えで球根を掘り上げている場合は、新しく植え付けをするイメージです。昨年度と違う場所に、新しい用土を整えて植え付けましょう。鉢植えの場合も、土は新しく用意します。
チグリジアの増やし方
チグリジアの増やし方には2種類あります。「分球」「種まき」のそれぞれの方法について、手順やメリットを確認しましょう。
分球
球根を分球して植え付けるという増やし方です。成長にともない元の球根のまわりに作られる「子球」を切り取って保存して、暖かくなったら植え付けましょう。手順が簡単で、成長も比較的早いのがメリットです。
種まき
花が枯れたあとに作られる種を採取して、乾燥させたあと涼しい場所で保管します。冷蔵庫の中で保存するとよいでしょう。暖かい時期になったら種をまき、発芽からじっくりと育てます。種まきの場合、数年間は花が咲きません。すぐに花を見たい場合には向かない増やし方ですが、0からゆっくりと育てていくのは種まきならではの楽しみです。
まとめ
特徴的な模様がインパクト抜群のチグリジアの育て方をご紹介しました。メキシコ原産で寒さと湿度に弱い植物のため、温度管理と水やりの量がきれいに花を咲かせるポイントです。
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