ジャーマンアイリスの育て方!冬の管理や植え替え・株分けのコツを紹介

ジャーマンアイリスの育て方!冬の管理や植え替え・株分けのコツを紹介

ジャーマンアイリスは繊細な印象の花びらを持つことから、育てるのがむずかしいと思われがちですが、意外に育て方が簡単で初心者向きです。花色や品種が豊富で、好みにあわせて選べます。この記事では、ジャーマンアイリスの育て方を紹介します。ぜひ、栽培を楽しんでください。

記事の目次

  1. 1.ジャーマンアイリスとは?
  2. 2.ジャーマンアイリスの育て方
  3. 3.ジャーマンアイリスの冬越し
  4. 4.ジャーマンアイリスの増やし方
  5. 5.まとめ

ジャーマンアイリスとは?

基本情報

学名 Iris germanica hybrid
科名 アヤメ科
属名 アヤメ属
原産地 ヨーロッパ
耐寒性 強い
耐暑性 強い
開花期 5月~6月

ジャーマンアイリスはアヤメ科アヤメ属の植物で、ドイツアヤメとも呼ばれる植物です。ドイツを中心にしたヨーロッパやアメリカで品種改良され、200種類以上の品種が誕生し花色が豊富に揃っています。

特徴

ジャーマンアイリスは、多彩な色の大ぶりの花を咲かせるのが特徴的です。色の多さからレインボーフラワーとも呼ばれています。アヤメ科・アヤメ属のため日本のアヤメに姿形は似ていますが、ジャーマンアイリスはゲルニカ種に分類されるためアヤメよりも花が大きくゴージャスな印象です。

ボタニ子

ボタニ子

花壇をパッと明るい印象にしたいときにもおすすめですよ!

ジャーマンアイリスの育て方

ジャーマンアイリスの開花時期は5月~6月です。春と秋に球根が販売されるため、最初は球根を買って育てるとよいでしょう。耐寒性・耐暑性ともに強く育て方も簡単で、鉢植えでも地植えでも育てられます。ジャーマンアイリスの育て方を詳しく見ていきましょう。

育て方①環境

ジャーマンアイリスは日当たりのよい場所で育てましょう。鉢植は日当たりのよい場所で管理してください。暑さにも寒さにも強いものの高温多湿の環境を苦手とするため、地植えで管理する場合は水はけのよい場所を選ぶのがポイントです。

鉢植え管理の注意点

ジャーマンアイリスは草丈が60cm前後になるまで成長します。鉢植えで管理する場合は、風が強い日に倒れてしまう可能性があります。風の強い日は室内か風の影響を受けない場所に移動させておくと安心です。

ボタニ子

ボタニ子

地植えの場合は大きく成長したら支柱を立てておくと倒れるのを防げますよ!

育て方②植え付け

ジャーマンアイリスは、猛暑が続く真夏と底冷えするような真冬以外なら通年植え付けできます。都合のよいときを選んで植え付けてください。鉢植えと地植えでの植え付け方のポイントを紹介します。

鉢植え

ジャーマンアイリスを植木鉢に植え付ける場合は、7号以上の少し大きめの植木鉢を選びましょう。1つの植木鉢に1個の球根を植え付けていきます。水はけのいい土を用意して、球根を横に向けて植え付けましょう。根がしっかりと張るまでは、支柱を立てておくと安心です。

ボタニ子

ボタニ子

支柱は成長してからも必要になるので、最初に用意しておくといいでしょう。

地植え

ジャーマンアイリスの葉は大きく横に広がって成長するという特徴があります。地植えの場合は成長したときに隣の株と葉が重なり合わないよう、株間を50cm前後広めにとって植えてください。鉢植えと同じく球根は横向きに植え付けます。庭のスペースが限られる場合は、三角形になるように植えるとよいでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

地植えの場合はあまり深く埋めずに、球根が少し土から出る程度でOK!根は横に成長するのでスペースは広めにしましょう。

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育て方③用土

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