ベロニカグレースとは?植え替えや増やし方など基本の育て方を紹介!

ベロニカグレースとは?植え替えや増やし方など基本の育て方を紹介!

ベロニカグレースは、紫色の花と艶やかで美しい葉が特徴の植物です。花は紫から白へと色を変え、冬が来ると葉はチョコレート色に変化します。四季を通して楽しめるベロニカグレースの基本の育て方や植え替えの方法、増やし方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ベロニカグレースとは
  2. 2.ベロニカグレースの育て方
  3. 3.ベロニカグレースの植え替え
  4. 4.ベロニカグレースの増やし方
  5. 5.まとめ

ベロニカグレースとは

ベロニカグレースの基本情報

出典:写真AC

ゴマノハグサ科
ベロニカ属
原産国 ニュージーランド
開花期 春~秋
分類 常緑多年草
草丈 30cm~60cm

ベロニカグレースは耐寒性が高く、日本でも庭植え可能な植物です。寒さで落葉したり地上部が枯れたりしても、根さえ生きていれば春の到来と共に新しい芽を出し、花を咲かせます。夏の暑さにも耐えますが強い日差しには弱く、葉焼けすることがあります。株の大きさは比較的コンパクトで扱いやすい植物といえるでしょう。花言葉は「永遠の命」「青春」「影の努力者」「たゆまぬ努力」です。

ベロニカグレースの特徴

葉の特徴

ベロニカグレースの特徴は、なんといっても光沢と厚みのある葉です。葉の表面は緑色、裏面は紫色でます。冬になるとチョコレートのような色に変化するという特徴があります。冬場にあえてカラーリーフとして寄せ植えにしてもきれいです。春になると葉の色は緑に戻ります。

花の特徴

花の色は紫色で、小さな花がいくつも集まった房のような形をしています。紫の花は、開花後半になるにつれ白っぽくなっていき、紫から白のグラデーションを楽しめます。

ベロニカのほかの種類

Photo byJudihui

こちらもベロニカの仲間です。

ベロニカには大きく分けて二つの種類があります。地を這うように伸び、小さな花を咲かせる種類と、ベロニカグレースのようにまっすぐ上に伸びて房のような花を咲かせる種類です。どちらも難しい管理は必要ありませんが、ベロニカグレースのような種類のほうが少しだけ手間がかかります。ベロニカの品種は数多くあり、花姿や特徴もそれぞれ違います。お気に入りの品種を探すのも楽しみの一つでしょう。

ベロニカグレースの育て方

ベロニカグレースは耐寒性が高く、日本の冬でも根が凍るほどの寒冷地でなければ屋外で冬越しできます。暑さには少し弱い傾向がありますが、扱い方を間違えなければそうそう枯れることはありません。ここでは、そんなベロニカグレースの育て方をご紹介します。

育て方①植え付け

Photo bysumma

ベロニカグレースの植え付け時期は春と秋です。地植えするときは日光がよくあたりつつ、夏の直射日光や西日を避けられる場所を選びます。よく耕し、腐葉土をすき込んでから苗を植え付けましょう。鉢植えの場合は、通気性と保水性のある培養土を選びます。鉢底ネットと鉢底用小石を入れてから土を入れて植え付けてください。

育て方②置き場所

フリー写真素材ぱくたそ

ベロニカグレースを鉢植えで管理するときは、基本的に日当たりのよい屋外に置くのがおすすめです。冬場でも根さえ凍らせなければ外で管理できますが、霜には弱いため軒下に置いてください。寒冷地で屋外での冬越しが不安であれば、室内へ入れて明るい場所で管理しましょう。冬に鉢植えの土が凍るような地域は、屋内へ入れることをおすすめします。梅雨の時期は水の量を管理するために雨が当らない場所へ移動しましょう。

育て方③水やり

Photo byPixa_Alex

ベロニカグレースの水やりは、基本的に少し控えめにしましょう。いつでも土が濡れているという環境は、ベロニカグレースには適しません。土の表面が乾いてからたっぷり与えましょう。地植えした場合は、夏以外は基本的に自然に降る雨の水分だけで大丈夫です。夏場は土の様子を見て、乾きすぎるときは水を与えるようにしましょう。

育て方④肥料

フリー写真素材ぱくたそ

ベロニカグレースに肥料を施すのは春と秋です。3月~6月と9月~10月の間は月に1回、緩効性肥料を施してください。水やりのときに一緒に肥料が流れ出て、ゆっくり効いていくように置き肥にするのがおすすめです。地植えの場合はそれに加えて、夏の間は3週間に1回程度液肥を与えましょう。

ボタニ子

ボタニ子

次のページで、剪定や夏越しなどのポイントも見ていきましょう!

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ベロニカグレースの植え替え

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