ロシアンセージの育て方!基本的な管理のコツから増やし方まで!

ロシアンセージの育て方!基本的な管理のコツから増やし方まで!

ロシアンセージは、夏から秋にかけてラベンダーに似た穂先に花をたくさんつけます。芳香性のある美しい花です。観賞に適したロシアンセージの特徴を知り、育てて楽しんでみませんか。ここでは、ロシアンセージの育て方や増やし方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ロシアンセージとはどんな花?
  2. 2.ロシアンセージの種類
  3. 3.ロシアンセージの育て方
  4. 4.ロシアンセージの手入れ方法
  5. 5.ロシアンセージの増やし方
  6. 6.ロシアンセージの楽しみ方
  7. 7.まとめ

ロシアンセージとはどんな花?

Photo by kanonn

涼やかな花色のロシアンセージは、ガーデニングでも注目の植物です。ロシアンセージとはどのような花なのか、まずは基本情報から見ていきましょう。

ロシアンセージの基本情報

基本情報

学名 Perovskia atripliciflia
シソ科
原産地 アフガニスタン パキスタン
草丈 50~60cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
種類 落葉低木  宿根草
属名 ペロブスキア

ボタ爺

ボタ爺

属名のペロブスキアは、19世紀のロシアの地方長官ペロブスキー氏が名前の由来といわれています。

ロシアンセージの特徴

ロシアンセージは見た目がラベンダーに似て、青紫の花穂をたくさんつけます。しかし、ラベンダーに比べてすらりと背が高く大型です。また、特徴的なギザギザの葉で、葉や茎は白っぽく見えます。茎が木質化する低木の多年草で、夏から秋にかけて長く花を楽しめます。

ロシアンセージの花や茎や葉っぱには、さわやかな芳香があります。美しい花姿と香りで、観賞用として人気を集めています。また、名前にロシアとありますがロシアは原産地ではありません。主にパキスタン、アフガニスタンが原産国です。

宿根草とは?

ロシアンセージは宿根草です。宿根草は冬も根っこが生きており、春になると芽を出します。冬に葉っぱが落ちてしまうと枯れたように見えますが、このときに過保護にしないでしっかりと冬の寒さにさらしたほうが、翌年の春に新芽を出しやすくなります。

ロシアンセージの種類

ロシアンセージには、さまざまな種類があります。ここでは、3つの種類について見ていきましょう。

ロシアンセージリトルスパイヤー

ロシアンセージの仲間に、ロシアンセージリトルスパイヤーという種類があります。草丈は60cmと背が低く、やや小ぶりなのが特徴です。美しい青紫の小花がかわいらしいうえに育てやすく、観賞に適した花です。

ロシアンセージブルースパイヤー

ロシアンセージリトルスパイヤーの仲間で、花色は青味が強く、草丈は80cm~120cmくらいに成長します。耐寒性が強く-28℃でも耐えられます。ただし、若干暑さには弱く、真夏の西日は苦手です。枯れてしまうおそれがあるため、そのような場所に植えないようにしましょう。

ペロフスキアタイガ

ロシアンセージの中でも草丈60cmと小ぶりです。開花期は7月~9月で、耐暑性と耐寒性ともに普通です。高温多湿が苦手のため、西日が直接当たらないように工夫してください。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでは、ロシアンセージの育て方を見ていきます!

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ロシアンセージの育て方

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