セイロンベンケイソウとは?上手に花を咲かせるための育て方を紹介!

セイロンベンケイソウとは?上手に花を咲かせるための育て方を紹介!

セイロンベンケイソウをご存知ですか?「マザーリーフ」や「ハカラメ」という別名をもち、名前のとおり葉から芽が出てくるのが特徴です。常緑性で開花時期が長く、初心者でも簡単に育てられます。そんなセイロンベンケイソウの特徴や育て方、増やし方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.セイロンベンケイソウとは
  2. 2.セイロンベンケイソウの育て方
  3. 3.セイロンベンケイソウの剪定
  4. 4.セイロンベンケイソウの増やし方
  5. 5.セイロンベンケイソウの病気と害虫
  6. 6.まとめ

セイロンベンケイソウの剪定

Photo bystux

セイロンベンケイソウは大きく成長すると2mほどの高さになります。そのため高さを調節するために剪定が必要な場合があります。セイロンベンケイソウに適した剪定時期や剪定方法は以下のとおりです。

剪定時期

セイロンベンケイソウは1〜3年ほど育て、株が大きく成長するとまれに花を咲かせます。開花時期は1〜4月と長く、花後は2mほどまで背が伸びてしまいます。枯れた部分が見苦しくなるので、開花が終わった5〜6月の間に切り戻し剪定を行いましょう。

剪定方法

樹形をコンパクトにしたり、伸びすぎた部分を切り落としたりする「切り戻し剪定」という方法で手入れをします。花が枯れてしまった部分も含め、ヒョロヒョロと伸びてしまった枝を剪定してください。30cmほどの高さに切り戻し剪定を行い、新しい枝の成長を促すのがおすすめです。

セイロンベンケイソウの増やし方

増やし方はとても簡単で、初心者でも気軽に行える「挿し木」と「葉挿し」の2つの方法で増やせます。それぞれの増やし方に適した時期や方法は以下のとおりです。

挿し芽

挿し芽に適した時期は4〜7月なので、剪定で切り落とした部分を使用して増やせます。2〜3節で切り取り、赤玉土などの挿し木用の用土に挿してください。発根するまで水を切らさないように管理するのが重要です。

葉挿し

葉挿しは4〜7月か9月に行います。葉を1枚ちぎって、土の上に置いておくだけで発芽するのでとても簡単な方法です。土以外にも、水耕栽培のように水を入れた容器に浮かべておくだけでも、2〜3週間ほどで小さな子株がたくさん発芽します。葉に出てきた子株を切り取り増やしていく方法です。

セイロンベンケイソウの病気と害虫

多湿が苦手なため、梅雨時期には病気や害虫被害を受けやすくなります。また、風通しの悪い場所で育てると発生しやすい害虫もいるので注意が必要です。セイロンベンケイソウのかかりやすい病気や害虫被害をご紹介します。

灰色カビ病

灰色カビ病は、名前のとおりカビが原因で発生する病気です。湿度の高い梅雨時期に発生しやすく、灰色かび病に感染すると多肉の葉が腐ったように変色し溶けてしまいます。感染した部分は治せないので早めに切り取って処分し、他の葉への感染を防いでください。

カイガラムシ

葉が込み合っていたり、風通しの悪い場所で育てていたりするとカイガラムシが発生しやすくなります。カイガラムシは殺虫剤が効きにくいので、発見したら歯ブラシなどを使って払い落とし駆除してください。

まとめ

セイロンベンケイソウの育て方や上手に花を咲かせるコツ、剪定方法や増やし方などをご紹介しました。水に浮かべるだけでも簡単に育てられるので、涼しげなインテリアとしてもおすすめです。また、母なる葉っぱとも呼ばれているとおり、飾っておくと子宝に恵まれるともいわれています。そんな素敵なセイロンベンケイソウを、ぜひ育ててみてくださいね。

Alisa.
ライター

Alisa.

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