タツナミソウ(立浪草)の育て方!剪定方法や増やし方などをご紹介!

タツナミソウ(立浪草)の育て方!剪定方法や増やし方などをご紹介!

タツナミソウは、初夏に紫色の花を咲かせる植物です。もともと山野草で自生していますが、可愛らしい見た目と丈夫で育て方も易しいことから栽培している人も多いです。今回はタツナミソウの基本的な育て方や剪定方法、増やし方についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.タツナミソウ(立浪草)の特徴
  2. 2.タツナミソウ(立浪草)の育て方
  3. 3.タツナミソウ(立浪草)の剪定方法
  4. 4.タツナミソウ(立浪草)の増やし方
  5. 5.タツナミソウの病気と害虫
  6. 6.まとめ

タツナミソウの増やし方②株分けで増やす

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タツナミソウは株がみるみる増えていく植物のため、株分けで増やす方法がおすすめです。春か秋に株分けをしたいタツナミソウの株を掘り出し、地下茎を切り分けます。切り分けた株はすぐに植え付け、半日陰の明るい場所で管理してください。根付くまで数週間程度を要します。

タツナミソウの増やし方③挿し木で増やす

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タツナミソウは根の発育がよい植物なので、挿し木で増やす方法もおすすめです。6月~7月が挿し木をする時期に適しています。まずタツナミソウの茎の元気な部分を5cmほど切り取り、水に挿します。数時間経過したら水揚げし、土を入れた育苗ポットなどに挿し木してください。半日陰の明るい場所に置き、根付くまで数週間ほどこまめに水やりをしましょう。

タツナミソウの病気と害虫

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タツナミソウは免疫力の強い植物で、病気の心配がほとんどありません。害虫も付きにくいですが、ごくまれにハダニという害虫が付くことがあります。ハダニは植物を弱らせてしまう上大量発生することもあるので、少しやっかいな害虫です。

ハダニの駆除方法

少数のときは牛乳が効果的

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タツナミソウに付いているハダニの数がまだ少数の場合は、牛乳を使ってハダニを窒息死させる方法がおすすめです。ハダニは集団で葉の裏に寄生するので、晴れた日に牛乳と水を半々ずつ混ぜた液を霧吹きに入れて吹きかけ、ハダニが窒息死するのを待ちましょう。また吹きかけた牛乳が腐らないよう、散布後に水で洗い流してください。

多いときはスプレーで駆除する

大量発生してしまったハダニを駆除する際におすすめなのは、でんぷん由来のスプレーです。環境にやさしく人や動物に対しても害が少ないとされているので、薬を使うことに抵抗を感じる方にも安心して使えるでしょう。ただし、同じスプレーの使い回しはハダニに耐性を付けてしまうので注意が必要です。

ハダニの予防方法

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ハダニは水に弱い害虫なので、葉の裏を霧吹きで湿らせておくと予防効果が期待できます。特に庭植えの場合は、できるだけ薬剤に頼らず水を利用する予防策がおすすめです。

まとめ

タツナミソウの育て方と増やし方についてご紹介しました。グランドカバーにしたり盆栽にしたりと、いろいろなシーンで楽しまれている花です。根や地下茎の発育がよいために、狭い場所で育てる場合は注意する必要があります。しかしとても丈夫で育てやすく、かわいらしい花を咲かせてくれます。ぜひタツナミソウを育ててみてください。

雨河涼
ライター

雨河涼

デジタルイラストを描いたり、Webライティングをしたりしているフリーターです。小学生の時から花が好きで、植物図鑑を読みふけることもありました。家が狭く庭もないので現在ガーデニングはしていませんが、今でも花のスケッチやイラストを描くなど、何かしら植物に触れながら生活しています。好きな花は自分の誕生花でもある「ホワイトライラック」と「ブラックローズ(黒薔薇)」です。

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