タツナミソウの育て方④植え替え
鉢植えの場合は、毎年タツナミソウを植え替えする必要があります。育ちが早い植物で根詰まりを起こす恐れがあるため、春か秋の季節、1年に1回くらいの頻度で植え替えをしてください。庭植えであれば特に植え替えをする必要はありません。
株分けも同時に行う
タツナミソウを増やしたい場合は植え替えのついでに株分けを行うと、効率よくタツナミソウを増やせます。株分けの詳細については後述の「タツナミソウの増やし方」をご参照ください。
タツナミソウの育て方⑤日常の管理
タツナミソウの花がらや枯れ葉は、見つけたらその都度取り除きましょう。また周囲に雑草が生えると生育が弱まってしまうので、適宜刈り取ってください。
タツナミソウ(立浪草)の剪定方法
タツナミソウは特別な手入れをしなくても育つ丈夫な植物です。しかし、しおれた花がらや枯れた茎・葉をこまめに取り除いてあげることで、長い期間花を咲かせてくれます。目に付いたタイミングで市販の剪定ばさみを用いて除去しましょう。
タツナミソウ(立浪草)の増やし方
タツナミソウを増やすには、種子で増やす方法・株分けで増やす方法・挿し木で増やす方法の3通りがあります。ここでは、タツナミソウの増やし方をそれぞれご紹介します。
タツナミソウの増やし方①種子で増やす
植物を増やす方法としてもっともオーソドックスな種まきでも、タツナミソウを増やすことができます。しかしタツナミソウの発芽率は低いといわれているので、種子による増やし方は少し難易度が高いといえます。また開花しない閉鎖花に種を付けるという特徴があるので、覚えておきましょう。
種子を採取するには
もともと自生しているタツナミソウの種子は、勝手に落ちてしまっていることが多いです。種子を採取したい場合は咲き終わりそうな花に袋をかぶせてあげると、簡単に種を採取できます。袋にするものは、ストッキングやお茶のパックなどがおすすめです。採取に成功したら、なるべくすぐにまきましょう。
種子を保存するには
タツナミソウの種子はすぐに蒔いてよいので、保存の必要はそれほどありません。採取できた種子を保存したい場合、まず乾燥剤を入れた封筒などの入れ物に種子を入れます。次にそれをフリーザーバッグなどの密閉容器に入れ、冷蔵庫に保管してください。
ボタニ子
次ページからは「タツナミソウの増やし方②株分けで増やす」を紹介します。