ハナダイコン(花大根)とは?育て方のコツや美味しい食べ方をご紹介!

ハナダイコン(花大根)とは?育て方のコツや美味しい食べ方をご紹介!

ハナダイコンは3月~5月頃、日本の至る所で群生し美しい薄紫色の風景を見せてくれます。ハナダイコンという呼び名から大根の仲間かと思われがちですが、そうではありません。ここでは食用としても利用できるハナダイコンの特徴や育て方、食べ方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ハナダイコンとは?
  2. 2.ハナダイコンの特徴
  3. 3.ハナダイコンの育て方
  4. 4.ハナダイコンの美味しい食べ方をご紹介
  5. 5.まとめ

ハナダイコンの育て方

初心者でも育てやすい

ハナダイコンを育ててみたいと考えている方にとって、栽培難易度は重要でしょう。ハナダイコンは野生でもよく育つ丈夫な植物で、初心者でも簡単に育てられます。よほど酷い育て方さえしなければ、群生させるのはとても簡単です。

育て方①日当たり

Photo byjplenio

基本的に野生の植物のため、日当たりのよい場所であればどこでも育てられます。日当たりの悪い場所では間延びして、きれいな花が咲きません。

育て方②水やり

庭植えの場合は雨水から吸水するため、自然の雨に任せておけば特に水やりの必要はないでしょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。どちらにしても、水はけのよい環境が大切です。

育て方③土・肥料

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こぼれ種でも育つほど丈夫なため、土や肥料は特別なものでなく市販の培養土でよく育ちます。肥料をあげすぎると、茎が成長しすぎて花がまばらになってしまいます。植え付け時の堆肥で十分でしょう。

育て方④植え付け・植え替え

9月~11月に種を蒔くのが適しています。芽が出て葉が4枚ほどになったら庭地や鉢に植え付けましょう。強い植物のためあまり手をかけなくてもどんどん育っていきますが、越冬草のため冬の寒さをしっかり越えさせないと開花しないこともあります。またハナダイコンは一年草のため植え替えの必要はありません。

育て方⑤病虫害・駆除方法

非常に丈夫な植物で目立った病害虫被害はありませんが、群生して日当たりが悪い場合にはアブラムシはつくこともあるため注意が必要です。葉の汁を吸われてしまうことを防ぐためにも、見つけ次第駆除しましょう。

ガーデニングにもおすすめ

ハナダイコンはとても丈夫で育てやすいため、ガーデニングにも最適です。地植えでも寄せ植えにしても、可憐な薄紫色の花はどのような花ともよく合うでしょう。

ハナダイコンの美味しい食べ方をご紹介

食用?どこを食べるの?

ほかのアブラナ科の植物と同じように、葉や花を食べます。若い葉を選ばないと筋張って固く、あまり美味しくありません。

おすすめの食べ方

さっと茹でておひたしにするのが一般的な食べ方です。サラダや胡麻和えなど菜の花と同じようにアレンジしてもよいでしょう。中国では食用の野菜として扱われており、卵や豚肉と炒めても美味しく食べられます。菜の花に似て少し苦味があるのが特徴です。天麩羅や甘酢漬けもおすすめです。

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まとめ

ハナダイコンは初夏にかけて開花し、優しい色で庭に優美さと涼やかさを演出してくれます。丈夫で、初心者でも安心して育てられるでしょう。観賞用でも食用としても楽しめるため、ぜひ育ててみてくださいね。
 

七重アラレ
ライター

七重アラレ

サボテンを育てています。 建築設計とリフォーム、インテリアコーディネーターの経験があります。

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