マルバウツギの育て方
マルバウツギ(丸葉空木)
— Cloudsailor / 星羅の一日一花 (@sjyszm) May 14, 2019
別名ツクシウツギ(筑紫空木)。葉が楕円形から卵形で丸いウツギ。アジサイ科ウツギ属。日本固有種。関東以西、四国、九州に分布。
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マルバウツギは自宅でも育てられます。ここでは、マルバウツギの育て方について紹介します。
マルバウツギの栽培カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
植え付け | ● | ● | ● | |||||||||
植え替え | ● | ● | ● | |||||||||
肥料 | ● | ● | ● | ● | ||||||||
剪定 | ● | ● | ● | ● | ● |
マルバウツギを育てるうえで、栽培スケジュールは大切です。上のカレンダーを目安にしましょう。
育て方①環境
風通しと日当たりのよい場所で育てます。半日陰でも大丈夫です。風通しをよくしておくと、病害虫から防げます。植える場所の日当たりで紅葉に変化があるため、どれくらい日光が注ぐのかを確認しましょう。
育て方②用土
土質は選びませんが、水はけのよい用土で育てましょう。赤玉土7、腐葉土3の割合にすると、水はけのよい土になります。
育て方③肥料
特に肥料を与えなくても育ちますが、生長や花付きをよくしたい場合は与えます。1月~2月に寒肥として緩効性化成肥料を与えます。花後に緩効性肥料をお礼肥として与えましょう。窒素分を抑えて、カリやリン酸を多めに与えると次の花付きがよくなります。
育て方④植え付け・植え替え
植え付けや植え替えは、落葉期の1月~3月に行います。鉢植えの場合は、根詰まりするので一回り大きな鉢に毎年植え替えましょう。
育て方⑤剪定
剪定は6月下旬~7月上旬、12月~2月に行います。開花後は、こみあった枝を剪定し、風通しをよくしましょう。落葉期は強剪定ができます。落葉期に古い枝を地際から切り取っておきましょう。新芽が発生してからの強剪定は、切り口から枯れ込む可能性があるため注意してください。
育て方⑥水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水を与えましょう。地植えの場合は、基本水やりをしなくて大丈夫です。
育て方のポイント
- マルバウツギは放任しても育つくらい丈夫
- 軽い剪定は開花後に、落葉期は強剪定で間引きする
マルバウツギがかかりやすい病害虫
マルバウツギがかかりやすい病害虫について紹介します。
病気
マルバウツギは病気に強いですが、うどんこ病にかかる可能性があります。うどんこ病にかかると葉に白いカビが発生して、光合成がうまくできなくなります。多湿や風通しが悪くなると発生率が高くなるため、風通しをよくして予防しましょう。
害虫
マルバウツギは、アブラムシによる害虫被害があります。アブラムシは春の新芽が出るころに多く発生します。発見したら取り除くか、殺虫剤で退治しましょう。病気同様、風通しをよくすることで予防できます。
まとめ
マルバウツギは、丈夫で初心者でも育てやすい植物です。小さくてかわいい花や、紅葉してきれいな葉を楽しむために、ぜひマルバウツギを自分で育ててみてくださいね。
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