マルバウツギ(丸葉空木)とは?葉・花の特徴や基本の育て方を紹介!

マルバウツギ(丸葉空木)とは?葉・花の特徴や基本の育て方を紹介!

マルバウツギは、白い小さな花を咲かせる、かわいらしい植物です。紅葉も見事で人気を集めています。そんなマルバウツギの、葉や花の特徴や育て方を解説します。初心者でも安心して育てられる植物です。栽培カレンダーを参考に、ぜひ栽培にチャレンジしましょう。

記事の目次

  1. 1.マルバウツギについて
  2. 2.マルバウツギの育て方
  3. 3.マルバウツギがかかりやすい病害虫
  4. 4.まとめ

マルバウツギの育て方

マルバウツギは自宅でも育てられます。ここでは、マルバウツギの育て方について紹介します。

マルバウツギの栽培カレンダー

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け                  
植え替え                  
肥料                
剪定              

マルバウツギを育てるうえで、栽培スケジュールは大切です。上のカレンダーを目安にしましょう。

育て方①環境

風通しと日当たりのよい場所で育てます。半日陰でも大丈夫です。風通しをよくしておくと、病害虫から防げます。植える場所の日当たりで紅葉に変化があるため、どれくらい日光が注ぐのかを確認しましょう。

育て方②用土

土質は選びませんが、水はけのよい用土で育てましょう。赤玉土7、腐葉土3の割合にすると、水はけのよい土になります。

育て方③肥料

Photo by yto

特に肥料を与えなくても育ちますが、生長や花付きをよくしたい場合は与えます。1月~2月に寒肥として緩効性化成肥料を与えます。花後に緩効性肥料をお礼肥として与えましょう。窒素分を抑えて、カリやリン酸を多めに与えると次の花付きがよくなります。

育て方④植え付け・植え替え

植え付けや植え替えは、落葉期の1月~3月に行います。鉢植えの場合は、根詰まりするので一回り大きな鉢に毎年植え替えましょう。

育て方⑤剪定

Photo byartursfoto

剪定は6月下旬~7月上旬、12月~2月に行います。開花後は、こみあった枝を剪定し、風通しをよくしましょう。落葉期は強剪定ができます。落葉期に古い枝を地際から切り取っておきましょう。新芽が発生してからの強剪定は、切り口から枯れ込む可能性があるため注意してください。

育て方⑥水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水を与えましょう。地植えの場合は、基本水やりをしなくて大丈夫です。

育て方のポイント

  • マルバウツギは放任しても育つくらい丈夫
  • 軽い剪定は開花後に、落葉期は強剪定で間引きする

マルバウツギがかかりやすい病害虫

Photo byMabelAmber

マルバウツギがかかりやすい病害虫について紹介します。

病気

マルバウツギは病気に強いですが、うどんこ病にかかる可能性があります。うどんこ病にかかると葉に白いカビが発生して、光合成がうまくできなくなります。多湿や風通しが悪くなると発生率が高くなるため、風通しをよくして予防しましょう。

害虫

マルバウツギは、アブラムシによる害虫被害があります。アブラムシは春の新芽が出るころに多く発生します。発見したら取り除くか、殺虫剤で退治しましょう。病気同様、風通しをよくすることで予防できます。

まとめ

Photo by peganum

マルバウツギは、丈夫で初心者でも育てやすい植物です。小さくてかわいい花や、紅葉してきれいな葉を楽しむために、ぜひマルバウツギを自分で育ててみてくださいね。

shirayuri7
ライター

shirayuri7

栗の木を育てています。美味しい栗を収穫したいです。

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