マルバウツギ(丸葉空木)とは?葉・花の特徴や基本の育て方を紹介!

マルバウツギ(丸葉空木)とは?葉・花の特徴や基本の育て方を紹介!

マルバウツギは、白い小さな花を咲かせる、かわいらしい植物です。紅葉も見事で人気を集めています。そんなマルバウツギの、葉や花の特徴や育て方を解説します。初心者でも安心して育てられる植物です。栽培カレンダーを参考に、ぜひ栽培にチャレンジしましょう。

記事の目次

  1. 1.マルバウツギについて
  2. 2.マルバウツギの育て方
  3. 3.マルバウツギがかかりやすい病害虫
  4. 4.まとめ

マルバウツギについて

「ウツギ」と名の付く植物は多くあります。「マルバウツギ」とはどのような植物かを詳しくて見ていきましょう。

マルバウツギの基本情報

Photo by harum.koh

学名 Deutzia scabra
科名 アジサイ科
属名 ウツギ属
別名 ツクシウツギ
花期 5月~7月
原産地 日本(関東地方以西・四国・九州)
樹高 1.5m

マルバウツギは、関東地方以西、四国、九州が原産の落葉低木です。山野の斜面や日当たりのよい場所に自生しています。葉がほかのウツギより丸いことから名付けられました。ウツギとは髄がない中空の樹という意味です。

葉の特徴

葉の形は、楕円形や卵形です。葉の色は緑ですが、秋になると日陰は黄色く、日向は赤く紅葉します。葉の両面には、放射状に伸びた星状毛があります。短い葉柄がありますが、花序のすぐ下の葉には葉柄がありません。

花の特徴

花期は5月~7月です。花径は1cmほどで、中心部がオレンジ色の、白い小さな花を咲かせます。雄しべは全部で10本あり、長いものと短いものが、それぞれ5本ずつあります。

実の特徴

開花後に実がなり、茶色く熟すと3~4裂して種子を出します。萼片と花柱が残り、実の形は直径3mmで椀形です。実には星状毛が密生しています。

樹形の特徴

樹高は約1.5mです。樹形は株立ちして枝はよく分岐し、若枝は紫褐色で星状毛が密生します。冬芽は毛が多く白色です。樹皮は灰褐色で、縦に裂けて剥がれます。

花言葉

マルバウツギの花言葉は「古風」「秘密」です。「古風」は、ウツギの花姿が古風な女性を思わせることから、「秘密」の由来は、幹が中空のことからそれぞれ付けられました。

ウツギの品種

同じウツギ属で白い花が咲くのは、ウツギやヒメウツギがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ウツギ

ウツギの冬芽は褐色の星状毛で覆われています。葉のふちや葉裏が剛毛なのがウツギを見分けるポイントです。ウツギの葉の大きさは10cmで、形は卵状の長楕円形、葉のふちの切込みは細かくなっています。花のサイズは1cm~1.5cmで、ほかのウツギ属より花が大きいです。穂のように花が片側に付きます。樹高は1m~2mです。

ヒメウツギ

Photo by nyanchew

ヒメウツギの葉裏には毛がなく、つるつるとしている点が見分けるポイントです。葉のサイズは4cm~8cmで、形は長楕円状の披針形で細長く、葉のふちにある切り込みが目立ちます。樹高は1m以下とほかのウツギ属より小さいです。花のサイズは2cmほどで、やや下向きにまとまって花が咲きます。

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マルバウツギの育て方

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