スズメノテッポウの駆除方法
スズメノテッポウは繁殖力がとても強く、茎を横に伸ばして成長していくのが特徴です。放っておくとスズメノテッポウが群生してしまい駆除が大変になります。そんなスズメノテッポウの駆除方法は「除草剤」「防草シート」「土壌改良」などさまざまです。スズメノテッポウの3つの駆除方法を詳しくご紹介します。
除草剤
雑草の駆除方法といえばまずは除草剤が思い浮かぶのではないでしょうか?除草剤には「粒状タイプ」や「シャワータイプ」などがあるので、スズメノテッポウの状態によって使い分けましょう。それぞれの除草剤の特徴については以下のとおりです。
粒剤タイプ
粒剤タイプにはたくさんの除草成分が配合されており、効果が長続きするのが魅力です。根から成分を吸収させて枯らす仕組みのため、大きく成長したスズメノテッポウには向いていません。生え始めの背丈が低い時期に使用しましょう。風が強い日に散布すると、思わぬ場所に飛び散ってしまうので、雨上がりなどの地面が濡れているときに使用するのがおすすめです。
シャワータイプ
【ケース販売】 除草剤 グリホサート41% 5L 3本入り 葉から入って根まで枯らす 広い場所にオススメ!! 4,500坪分(※100倍希釈時) ジョロや噴霧器で手軽に散布できます 雑草対策 液体 原液タイプ ☆レビューもお待ちしてます☆
参考価格: 7,999円
シャワータイプの除草剤は散布したあとに、比較的早く効果が出るのが特徴です。容器を傾けて中から液体を散布するだけ「原液タイプ」のものや、水で薄める「濃縮タイプ」のものがあります。表面に生えている部分を枯らしたり、根から除草剤を吸収させて種子まで枯らしたりするものまでさまざまです。
防草シート
[最大1000円OFFクーポン] 高密度135G 防草シート 1m×50m ブラック (抗菌剤+UV剤入り/厚手・高耐久4-6年) [黒 雑草防止 雑草シート 除草シート]
参考価格: 4,580円
平らな地面の場合は防草シートが使用できます。スズメノテッポウを駆除したあと、地面が平らになるように整地して、すぐに防草シートを敷いておきましょう。少し引っ張りながら敷いていくのがポイントで、約50cm間隔でピンを挿して固定します。
土壌改良
除草剤や防草シートを使用してもスズメノテッポウが生えてくるのは、土の中に種子が残ってるのが原因です。除草剤では草自体にしか効果がなく、種子まで枯らすのは不可能といわれています。そのため土壌改良をして種子自体を根絶する作業が必要です。畑などに野菜の種をまく前に「非選択制除草剤」を使い、土の表層から駆除していきます。次に下層の種子が芽吹く前に野菜の種をまいてください。表層にまいた野菜の種が優先されて芽吹くので下層のスズメノテッポウが生えてくるのを防げます。
ボタニ子
次のページでは、生息場所による違いと種類についてご紹介します。