イブキジャコウソウの育て方！植え方や挿し木などの増やし方を解説！

イブキジャコウソウは成長が盛んなため、鉢植えの場合は植え替えが必要です。ここでは購入してきたイブキジャコウソウの植え方と植え替えのタイミング、増やし方について詳しくご紹介します。

植え付け・植え替えは春ごろに行います。鉢植えは植え替えをしないと根腐れや根詰まりの原因になるため、少なくとも年に1回は植え替えるようにしましょう。また株がいっぱいになっている、枝が枯れてきて元気がないというタイミングで植え替えます。地植えの場合は特に必要ありません。

植え替えをするときのイブキジャコウソウはだいたい根が詰まっています。そのため、植え替え時には根を切ってから植えましょう。切り方は根全体の半分から3分の1ほどを切ります。

イブキジャコウソウの植え方は、中心に穴を掘ってから土を株に寄せて、鉢の中心に盛り上がるように植えます。植え替える用土にはあらかじめ水をあたえて濡れた状態にしましょう。苗を複数植える場合は株間は20～30cmほどです。また深植えにはならないように注意します。

植え付け後は根が根付いていないため、日当たりがよいと枯れる原因となります。そのため植え替えたその日から1日は日陰で管理します。また土を乾燥させないようにしましょう。

イブキジャコウソウは種まきからも増やせますが、時間がかかってしまいます。そのため増やし方は株分けと挿し木がおすすめです。株分けは植え替えをする時、挿し木は切り戻した時のタイミングで行いましょう。

株分けは植え替え時に行うとよいでしょう。根が手で分けられる場合、そのまま株分けして植えます。

挿し木に使用する枝は切り口が斜めになるように切るとよいです。切った枝の余分な葉を取り除き、切り口を水につけてから挿し木します。明るい日陰で管理し、用土は乾燥しないようにしましょう。1ヵ月ほどで発根します。

イブキジャコウソウは増やすのも簡単で冬でも花壇に緑をあたえてくれます。花の他に香りも楽しめるので、ご自宅で育ててみてください。