メマツヨイグサ(雌待宵草)とは?似た花との違いや見分け方をご紹介!

メマツヨイグサ(雌待宵草)とは?似た花との違いや見分け方をご紹介!

メマツヨイグサは道ばたや空き地、河原で見かける黄色い花を咲かせる夏の野草です。実は夜にかわいい花が咲き、昼間は見る機会がありません。日本には帰化したメマツヨイグサの仲間で似た花も多くあるので、それぞれの特徴や違い、見分け方をわかりやすくお伝えします。

記事の目次

  1. 1.メマツヨイグサ(雌待宵草)とは?
  2. 2.メマツヨイグサの特徴
  3. 3.メマツヨイグサに似た花
  4. 4.メマツヨイグサに似た花の見分け方
  5. 5.まとめ

メマツヨイグサの特徴

黄色い可憐な花のメマツヨイグサにはどんな特徴があるのか、花、茎と葉、種に分けて紹介します。マツヨイグサ属の共通の特徴としては、花は1日咲いて枯れる儚(はかな)い一日花で、花弁は4枚ということです。秋に葉がロゼット状になり、寒い冬の季節を乗り切る準備をします。アレチマツヨイグサと特徴が似ており、違いは花弁の付き方に少しの違いがあります。

特徴①花

メマツヨイグサの開花時期は夏の季節7~9月になり、黄色い花が咲く時間は夕方から早朝です。マツヨイグサ属の仲間でしぼんだ後に赤くなる花もありますが、メマツヨイグサはしぼんでも花は赤くはなりません。花の大きさは約3cm程で、すみれに似た4枚の花弁をつけるかわいい花です。

特徴①葉と茎

メマツヨイグサは草丈が真っ直ぐ30~150cmほどに成長し、茎には軟らかい毛が上向きに生えています。葉先が尖った形で、へら型の葉の周りは浅いギザギザがついており、葉の真ん中の主脈は赤色です。秋にはタンポポのようにロゼット状の葉地面に広がり、寒い冬の季節を越え春にまた茎を伸ばします。

特徴①種

メマツヨイグサの細長く4つに分かれた蒴果(さくか)には、約1mmの種子がぎゅっと詰まっています。そのメマツヨイグサの種には効果・効用があるとされ、種子から抽出したオイルはいろいろな製品に利用されています。例えばスキンケア化粧品をはじめボディケアやハンドケア製品、メイクアップ化粧品など身近な商品になっています。

メマツヨイグサに似た花

マツヨイグサ属のメマツヨイグサには似た花がいくつかあり、ここでは似ているいくつかの花を紹介します。メマツヨイグサとほぼ同じ特徴で4枚の花弁の間が離れているものを、アレチマツヨイグサと呼び区別しています。そのほかに花弁や葉の形などの特徴も解説します。

オオマツヨイグサ

オオマツヨイグサ(大待宵草)は欧州を中心に、広く世界で栽培されています。花の開花時期は7~9月で、夕方に黄色の約7cmの花が咲き早朝にしぼみます。草丈は80~15cmほどで、茎に直角にしっかりした毛が生えます。葉は交互につき、葉先はとがり縁(ふち)はギザギザしています。

ボタ爺

ボタ爺

つぎは「マツヨイグサ」について紹介するぞ!

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メマツヨイグサに似た花の見分け方

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