カワラケツメイとは?基本の育て方や効果・効能、美味しい飲み方を紹介!

カワラケツメイとは?基本の育て方や効果・効能、美味しい飲み方を紹介!

カワラケツメイは日本では河原や荒地などに自生している草の一種です。外来種に押されて生育地を減らしていますが、古くから民間薬やお茶として利用されてきました。カワラケツメイの育て方やその成分、効果や効能をご説明します。お茶としての美味しい飲み方もご紹介します!

記事の目次

  1. 1.カワラケツメイとは
  2. 2.カワラケツメイの特徴
  3. 3.カワラケツメイの育て方
  4. 4.お茶としての効果・効能
  5. 5.カワラケツメイ茶のおいしい飲み方
  6. 6.まとめ

カワラケツメイの育て方

カワラケツメイは丈夫で育てやすく、増やすことも簡単な草です。お茶の材料として収穫する株と種子を取る株を分けておき、翌年の分として育てると、毎年お茶を楽しめます。

種まき

Photo bymakunin

種まきは3月〜6月に行います。種まきする場所は水はけがよく、日当たりのよい場所を選びましょう。土も改めて用意する必要はありません。種子は細かく発芽率も高いので、条まきやバラまきでかまいません。プランターなども同様にします。10日くらいで発芽します。

苗を間引く

本葉が開いたら間引きをします。茎を横に広げて育つので50cm程度は間を開けて育てましょう。

水やり、施肥、害虫

特に水やりと肥料を与える必要はなく、自然にまかせます。草丈が低いうちは土が乾燥したら、水やりをしましょう。肥料も少し与えるとよく育ちます。害虫の心配もないので消毒する必要がなく、自宅の庭で収穫してお茶として楽しめます。

お茶としての効果・効能

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カワラケツメイ茶は別名をマメ茶、ネム茶、ハマ茶、弘法茶(他の野草をブレンドしたものもある)と呼ばれ、栄養成分はないようですが、カフェインがゼロでポリフェノールを含みます。アントラキノン類を成分として含むため効能は整腸・利尿作用、また脂肪吸収を抑える働きがあるとされています。弘法茶と呼ばれたのは弘法大師(空海)がお茶として飲めば強壮剤になると広めたことによるそうです。

カワラケツメイ茶のおいしい飲み方

収穫したカワラケツメイ茶の作り方

  1. 8~9月頃、花と果実をつけた状態で刈り取り。
  2. 水洗いて日陰に吊るし、2cmくらいのの長さに刻み乾燥。
  3. 2.をフライパンで乾煎り。

カワラケツメイ茶の飲み方

急須にティースプーン2杯くらいの茶葉を入れて、熱湯を加えます。香ばしくほのかな甘味があり、ほうじ茶に似た味がします。

まとめ

カワラケツメイは日本で古くから自生し、お茶や薬として用いられてきた草です。種を手に入れたら、庭の片隅でも育てられ、おいしいお茶をつくることも簡単です。地域の特産品として育てているところも多くあります。まずはお茶を味わい健康によい効果や効能を感じられるとよいですね。

green baggage
ライター

green baggage

マンションのベランダでミニ盆栽を20数年育てています。日本の春夏秋冬のイメージが地球温暖化で変わってきていると実感しています。そんな状況を乗り越え一緒に年月を過ごしてきた盆栽たちは人生の伴走者と思えます!

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