秋明菊(シュウメイギク)とは?特徴や植え替えの時期・手順を解説!

秋明菊(シュウメイギク)とは?特徴や植え替えの時期・手順を解説!

秋明菊は別名「貴船菊(キブネギク)」とよばれるキンポウゲ科の多年草で、古くから日本で自生しています。秋には風にゆれる長い花茎が特徴で、優雅でな姿に魅了させられる植物です。手入れも簡単で丈夫な秋明菊の、植え替え時期や方法とかんたんな増やし方をご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.秋明菊(シュウメイギク)とは?
  2. 2.秋明菊(シュウメイギク)の育て方
  3. 3.秋明菊(シュウメイギク)の増やし方
  4. 4.秋明菊(シュウメイギク)の花後の手入れ
  5. 5.秋明菊(シュウメイギク)の病害虫
  6. 6.秋明菊(シュウメイギク)の冬越し
  7. 7.まとめ

秋明菊(シュウメイギク)の増やし方

秋明菊の花がおわってから、そのままにしておくと綿毛でおおわれた中に細かい種ができるので種まきでも増やせます。ただ種まきに適した種類と種ができにくい種類もあります。増やし方も株分けや旺盛に張った根を切り取り鉢におき、伏せて土をかける「根伏せ」や剪定した枝の挿し木の方法をとります。時期は春の芽ぶきのころがよいでしょう。

増やし方①株分け

秋明菊は根がよく張るので、株の更新をかねて株分けをするのが簡単な増やし方です。

  1. ていねいに株を掘り起こし、芽5個くらいで株を分ける
  2. 細かい根は半分くらいにカットする
  3. 太いランナーのように他の株とつながっている根は、根伏せに使うのでよけておく
  4. 新しい腐葉土をすきこんだところに植え付ける
  5. 根がはってくるまで乾燥させないように水やりをする

増やし方②根伏せ

根伏せは太めの根を株元からカットして用土に埋めて発根をうながす増やし方です。キンポウゲ科の仲間、サクラソウの仲間、スミレの仲間、コマクサ、雪割草などが根伏せができる種類です。

根伏せとは

根伏せとは、掘り起こした太い根を5cmくらいにカットして用土の上に置き、土をかけ出根させます。植物の再生する力を使った増やし方で挿し木の方法と似ています。

  1. 根どうしがつながるように太いランナーがあるので5cmくらいにカットする
  2. 新しい用土の上にカットした根を置いて土をかける
  3. 新しい根が出るまで半日陰で水やりをする
  4. 発根したらふつうに植え付けをする

増やし方③種まき

秋明菊のなかでも種がつきやすい種類の場合は、種まきをして増やすこともできます。

秋明菊の綿毛

  1. 花が終わってカットしないと綿につつまれた種ができる
  2. 綿毛がとばないように静かにカットして培養土などで種まきをする
  3. 発芽したら根がでて大きくなるまで育苗する
  4. 植え付けの時期になったら鉢植えか地植えをする

増やし方④挿し木

剪定をかねてカットした枝や、よく育った葉をつかい挿し木や葉差しをおこないます。

  1. 剪定をかねてカットした枝や葉っぱでおこなう
  2. 清潔な挿し木用の培養土か赤玉土に挿し木する
  3. 根が出るまで半日陰で乾かさないように管理する
  4. 発根が確認出来たら植え付ける

秋明菊の増やし方

  • 株分けで増やす
  • 根を切り取り根伏せで増やす
  • 種のできやすい種類は種まきで増やす
  • 挿し木で増やす
ボタニ子

ボタニ子

次ページからは花後の手入れについて解説します。

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秋明菊(シュウメイギク)の花後の手入れ

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