春の花木⑥シダレヤナギ
川沿いなど、水辺近くで植えられているシダレヤナギも春に花が咲く樹木の1つです。一般的にヤナギと呼ばれているのはこのシダレヤナギです。
基本情報
学名 | Salix babylonica L. |
分類 | ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木 |
花色 | 黄色 |
花期 | 3月 |
分布 | 川沿いなど |
シダレヤナギの特徴
シダレヤナギは、枝が長く垂れ下がるのが特徴です。その枝は長寿の象徴ともされていました。ただし、この枝の垂れ方は個体差があり、個体によっては大きく異なることがわかっています。
原産地は中国
シダレヤナギは原産地が中国です。日本にあるシダレヤギはほとんどが植栽のもので、雌の木がないといわれています。
シダレヤナギの花
シダレヤナギの花は、あまり目立ちませんが、黄色い花を咲かせることで知られています。花期は3月だけと短い期間だけです。
花言葉
- 悲哀
春の花木⑦シャクナゲ
園芸店などで購入できるシャクナゲも春に花が咲く樹木の1つです。花色が赤・ピンク・黄色など多数あり、品種によっては若干の花期のばらつきがあります。
基本情報
学名 | Rhododendron subgenus Hymenanthes |
分類 | ツツジ科ツツジ属の常緑低木 |
花色 | ピンク、白、赤、黄色、オレンジなど |
花期 | 4月~5月 |
分布 | 庭木など |
シャクナゲの特徴
シャクナゲは、花の美しさからか5000以上の品種が作られたとされています。シャクナゲの花は大きいことで知られていますが、現在は品種改良が進み小型の花をつけるシャグナゲも作り出されています。
シャクナゲの原種
シャクナゲの原種は、高山にあります。そのため、日本の暑さなどの環境に耐えきれず、原種は日本で育てることは難しいです。
シャクナゲの花
4月に開花を始め、5月まで続きます。花色も、多岐にわたり、ピンク・赤・黄色・白などがあるのが特徴です。その他にも、大輪の花を咲かせるもの、小型の花を咲かせるものとわかれます。
花言葉
- 威厳
- 荘厳