タイムの種類一覧まとめ【23種】各種の魅力やハーブとしての効能を紹介!

タイムの種類一覧まとめ【23種】各種の魅力やハーブとしての効能を紹介!

ハーブ苗の代表的な品種タイム、23種類の特徴をタイプ別にご紹介します。おしゃれな寄せ植えのカラーリーフや、かわいい花を咲かせるグランドカバーとしても注目の多年草です。ハーブとしての効果や効能、使い方や食べ方など、タイムの魅力をたっぷりとお伝えします。

記事の目次

  1. 1.タイムとは
  2. 2.立ち性のタイム一覧【9種類】
  3. 3.ほふく性のタイム一覧【14種類】
  4. 4.タイムのハーブとしての効果や効能とは
  5. 5.タイムの使い方・香りの楽しみ方
  6. 6.まとめ

⑤シルバータイム

小さな葉の縁に白く斑が入るのが、シルバータイムの特徴です。立ち性のタイムで草丈は20〜40cm、花色は薄いピンク色、開花時期は5〜8月ごろです。寒くなると上の画像のように葉色が赤みのある色に変わります。庭植えも寄せ植えにも適しています。

⑥シルバーレモンタイム

小さな葉の縁にアイボリーの斑が入るのが、シルバーレモンタイムの特徴です。立ち性のタイムで草丈は20〜40cm、花色は薄いピンク系、開花時期は6〜8月です。春と秋がもっともきれいな斑入りになります。

⑦フレンチタイム

コモンタイムの選抜種が、フレンチタイムです。立ち性で草丈は20〜40cm、花色は薄いピンク色、開花時期は6〜8月です。ハーブとしての効果が期待できます。

⑧マスチックタイム、タイムマストキナ

エッセンシャルオイル「スパニッシュマージョラム」の原料になります。一般的なタイムよりもやや甘めな香りが特徴です。立ち性で草丈は30〜50cm、花色は白、開花時期は6〜8月です。ハーブとして利用できます。

⑨レモンタイム

レモンのような酸味のある、さわやかな香りが特徴のタイムです。立ち性で草丈は20〜30cm、花色は薄いピンク色、開花時期は4〜6月です。ハーブティーや料理などにも使用できます。

ほふく性のタイム一覧【14種類】

①イブキジャコウソウ

漢方で「百里香(ヒャクリコウ)」とも呼ばれる、滋賀県の伊吹山で発見された日本原産のタイムです。比較的涼しい場所を好む高山性の植物でもあります。横に伸びていくほふく性で、カーペット状にたくさんの花を咲かせます。

②ウーリータイム

葉の表面が白い棉のような、細かな毛で覆われているのが特徴です。ほふく性で、花茎が立ち上がった先に花穂をつけます。草丈は5cm、花色は薄いピンク色です。ウーリータイムは、料理やハーブティーの利用には向きません。

③オレンジスパイスタイム

名前の通り、スパイシーなオレンジの香りが特徴のタイムです。ほふく性でボール状の薄いピンク色の花を咲かせます。やや蒸れに弱いタイプなので、グランドカバーにする場合はpHを中性にして、水はけのよい土で植え付けましょう。

④キャラウェイタイム

スパイスのキャラウェイに似た独特の香りが特徴の、地中海に浮かぶコルシカ島原産のタイムです。草丈は5cmほどで、横に低く広がっていくほふく性です。開花時期は春から夏にかけて、ピンク色の花を咲かせます。キャラウェイタイムは、特に肉料理におすすめです。

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⑤クリーピングタイム・赤花

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