【予算2千円】かわいい寄せ植えの作り方
予算が2千円の場合は、器を500円前後にするのがコツです。素焼き鉢(テラコッタ)やプラ鉢、ハンギングバスケットや吊り鉢、ミニプランターなどが選べます。今回紹介するのは、ボール状の鉢を使ったふんわりかわいい寄せ植えと、壁掛けハンギングバスケットの2つの寄せ植えです。
素焼き鉢で作る基本の寄せ植え
浅めのボール状の8号鉢(直径24cm)には、草丈の低いふんわりとした小花系がぴったりです。春はプリムラ ジュリアン・アリッサムやデイジー、冬はパンジー・ビオラや花持ちのよいガーデンシクラメン・ハボタンなどをおすすめします。浅鉢の植え方は、苗の根をほぐして横に広げるのがコツです。
材料と予算
テラコッタ8号鉢ボール型
【植木鉢ならガーデン屋】 植木鉢 素焼ラインボール 8号 テラコッタ *国産陶器鉢* テラコッタ 園芸 ガーデニング
参考価格: 489円
直径24cm8号サイズのテラコッタポット(素焼き鉢)が、ふんわりかわいい寄せ植えにぴったりですね。
おすすめ度 | ★★★★★ |
---|
サイズ | 直径24cm×高さ13cm |
---|
素焼き(テラコッタ)のボール状の8号鉢には、基本の材料4点で約220円、上の画像の鉢が500円として、予算の残りが1280円なので、植物は1ポットが100〜250円を目安に選ぶのがポイントです。
- 培養土 3〜4L
- 鉢底石 1L
- 鉢底ネット 5cm角1枚
- カバー材 ヤシの繊維を適量
- 草花の苗 3号ポット7〜8点または3.5号ポット5点
花苗とリーフの選び方
寄せ植え作り初心者の方に最適なのは、花苗2種類を同系色で選びリーフでアクセントつける組み合わせ方です。横長のプランターなど、大きさや形を問わずアレンジできます。少し予算をプラスしてセンターに背の高いコニファーを植え、周りの花苗を季節ごとに入れ替えるのもおすすめの植え方です。
ナチュラルなココヤシのハンギングバスケット
ココヤシのハンギングバスケットや吊り鉢は、ナチュラルな質感と軽さが特徴です。水切れや肥料切れに気をつけ、花持ちよく管理しましょう。土の重さが気になる場合は、パーライトを2割り程混ぜ込みます。吊り鉢や壁掛けのハンギングは、ヤシの繊維に切り込みを入れて横向きに苗を入れる立体的な植え方もできます。
材料と予算
横幅35cmの壁掛けタイプ
タカショー ウォールハンギングバスケット L
参考価格: 519円
アイアンの壁掛けタイプのハンギングバスケットには、ココヤシのライナーがセットされています。乾燥に強い草花向きです。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
---|
サイズ | 横幅35cm×高さ19.5cm×奥行き18.5cm |
---|
横幅35cmのハンギングバスケットには、基本の材料が約250円、ハンギングバスケットが520円として、残りの予算が1230円なので、1ポット180〜400円を目安に選ぶのがポイントです。壁掛けのハンギングは水はけがいいので、鉢底石は必要ありません。
- 培養土 3〜4L
- パーライト 0.5L
- カバー剤 バークチップが適量
- 草花の苗 3号ポット5点または3.5号ポット3点
花苗とリーフの選び方
ハンギングや吊り鉢には、乾燥に強いタイプの草花を選びましょう。花持ちのよいベゴニアやゼラニウ・ペチュニア、トレニアやバーベナなどがぴったりです。へデラなどのつる性植物は、U字にしたワイヤーで枝を数カ所おさえます。ハンギングや吊り鉢で、思い通りの形が作れる植え方です。
【予算3千円】かわいい寄せ植えの作り方
予算が3千円の場合は、器を1000〜1300円ぐらいにするのがコツです。陶器鉢や素焼き鉢(テラコッタ)、リサイクル系のプラ鉢、バスケットやブリキ、ウッドプランターなど、素材や飾り方がいろいろ選べます。今回は高さのある陶器鉢を使った春らしいかわいい寄せ植えと、楕円形のブリキの器を使ったおしゃれな寄せ植えをご紹介します。
陶器鉢で作る基本の寄せ植え
定番スタイルの陶器鉢は、ひび割れに気をつければ5〜10年と長く使える器です。植え方のポイントは、余分な土を落としてしっかりと苗を寄せて植え込みます。白や茶系などが季節を問わず使いやすいですが、土が凍る寒冷地での使用は春〜秋にしましょう。
材料と予算
陶器の8号鉢(直径24cm)の寄せ植えには、基本の材料4点が約270円、上の画像の鉢が1280円、予算の残りが1450円なので、植物は1ポットが180〜300円を目安に選ぶのがポイントです。
- 培養土 4〜5L
- 鉢底石 1〜1.5L
- 鉢底ネット 5cm角1枚
- カバー剤 ヤシの繊維が適量
- 草花の苗 3号ポット7〜8点または3.5号ポット5点
花苗とリーフの選び方
シンプルな陶器鉢は高さのある草花や枝垂れるタイプなど、植物が自由に選べます。カラーリーフ選びが苦手な方におすすめしたいのが、カレックスなどの小型のグラス類です。丈夫で育てやすい多年草で、植え方は1株を2〜4つに割って花苗の隙間に入れます。リュウノヒゲの仲間、「ハクリュウ」や「コクリュウ」も同じように使えますよ。
出典:筆者撮影