ディフェンバキアの増やし方
増やし方①挿し木(挿し芽)
ディフェンバキアの挿し木(挿し芽)で増やします。挿し木は大型の茎立ちと、小型の株立ちのどちらにも向いた増やし方です。茎をカットするときはビニール手袋をつけて、樹液に触れないように作業しましょう。
挿し木での増やし方の手順
<用意するもの>
- 消毒したハサミ
- ビニール手袋
- バーミキュライトまたは挿し木専用土
- ポット
<手順>
- 茎を長さ10〜15cmほどに切り取る
- 下葉があれば、切り落とす
- 用土に差し込んで、明るい日陰で管理する
- 1ヶ月後、発根を確認して鉢上げする
増やし方②株分け
ディフェンバキアのもうひとつの増やし方は株分けです。株分けは小型の株立ちのディフェンバキアに向いた増やし方です。株分けは植え替えと同時にできますが、切った根に直接触れないようにビニール手袋をつけて作業しましょう。
株分けでの増やし方の手順
<用意するもの>
- 園芸ハサミ
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- 観葉植物の土
- 土入れ
- ビニール手袋など
<手順>
- 鉢から取り出して、古い土を1/3ほど落とす
- 茶色い葉を切り取り、伸びすぎた葉をカットする
- なるべく根を切らないように、株を切り分ける
- 用土を入れて、植え付ける
- 水やり後、しばらくは明るい日陰で管理する
ディフェンバキアの種類
種類①ディフェンバキア・カミーラ
小型で株立ち性のカミーラは、もっとも代表的な種類のディフェンバキアです。葉の中央の明るいクリーム色の斑入りが特徴です。
種類②ディフェンバキア・クールビューティ
クールビューティはカミーラの枝変わり品種です。種類は小型の株立ち性で、葉の縁取りがくっきりしているのが特徴ですね。
種類③ディフェンバキア・アモエナ「トロピックスノー」
トロピックスノーは大型の茎立ちする種類のディフェンバキアです。濃いグリーンにライムグリーン系の模様が特徴です。草丈が高くなるので、置き場所に合わせて剪定して形を整えましょう。
種類④ディフェンバキア・ホワイトエトナ
ホワイトエトナは濃いグリーンにオフホワイトの、カモフラージュ柄(迷彩柄)が特徴のディフェンバキアです。とてもレアな品種で、特に葉の大きなサイズは見ごたえがあります。日当たりのよい暖かい場所で、きれいな葉色を保ちましょう。
ディフェンバキアの飾り方
飾り方①存在感のあるカラーリーフ
茎立ちで大型になる種類のディフェンバキアは、ひと鉢でも華やかさと存在感があります。あえて無機質な雰囲気のコンクリートポットなどに植え込むと、個性的な葉の色合いがより一層引き立ちます。
飾り方②おしゃれな夏の寄せ植え
明るい色が特徴のディフェンバキアは、観葉植物の寄せ植えにもぴったりです。ディフェンバキア・カミーラは銅葉のレックスベゴニアなどと寄せ植えすると、夏らしくおしゃれな雰囲気に仕上がります。
飾り方③ミニ観葉でかわいく
ミニサイズのディフェンバキアは、ハイドロカルチャーでも育てられます。カラーサンドやジェリーボールなどを使って、カラフルなミニ観葉作りを楽しむのもいいですね。
飾り方④風水で運気をあげる
風水では西の方角に観葉植物を置くと、金運がアップするといわれています。明るい葉色が特徴のディフェンバキアは、風水のパワーを高める観葉植物としてもおすすめです。ほかにも窓のある明るい場所で気の流れ込む玄関や、長い時間を過ごすリビング、寝室にも効果的です。ディフェンバキア以外の観葉植物では、パキラやドラセナ・ミリオンバンブーなども風水で注目されています。
まとめ
デフェンバキアの上手な育て方のポイント
- 春〜夏は明るく暖かい場所で、きれいな葉をキープする
- メリハリのある水やりで、茎が間延びする徒長を防ぐ
- 株分けや剪定で、形よく仕立て直す
- 冬は暖かい場所で、水やりは控え目にする
ディフェンバキアは明るい色合いの葉が特徴で、夏らしい雰囲気の仕立て方や飾り方が楽しめます。上手に冬越しさせて、きれいな葉をたくさん育てましょう。
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