トベラとは?実や花の特徴や育て方をご紹介!強烈なにおいを放つ理由は?

トベラとは?実や花の特徴や育て方をご紹介!強烈なにおいを放つ理由は?

海岸付近で見かけることが多いトベラは、強烈なにおいを放つことでも有名な植物です。ところが実や花は観賞用や庭木として人気があり、自宅で栽培する人も多いです。そこでトベラの実や花の特徴、強烈なにおいの理由などを詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.トベラってどんな植物?
  2. 2.トベラの特徴
  3. 3.トベラが強烈なにおいを放つ理由
  4. 4.トベラの育て方
  5. 5.トベラの害虫
  6. 6.トベラの正しい剪定方法
  7. 7.まとめ

トベラが強烈なにおいを放つ理由

においに注目されることが多いトベラですが、実は無臭で花はとてもよい香りがします。トベラの強烈なにおいの原因を探ってみましょう。

トベラの強烈なにおいとは?

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トベラのにおいを説明するときによく使われる表現が「チーズのようなにおい」です。トベラはチーズ独特のにおいがするため、英名が「チーズの木(Japanese Cheesewood)」と呼ばれるほどです。特に発酵したチーズのにおいによく似ていて、不快に感じる人が多いです。

食害に対する自己防衛?

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一般的ににおいを放つ植物の場合、食害から身を守るために花や実から強烈なにおいを放ちます。ところがトベラの花や実には強烈なにおいがありません。ただし鳥が実をついばむ際、くちばしで実の周りにある葉や茎を傷つけると強烈なにおいが発生します。そのためトベラの実を好んで食べる鳥は少ないです。

剪定方法に問題がある?

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葉や茎に強烈なにおいがあるトベラですが、何もしない状態でにおいを放つことはありません。基本的に葉や茎が傷つけられることが原因でにおいは発生するため、剪定をすると強烈なにおいがしてきます。

自生しているトベラの場合は?

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街路樹として植えられているトベラの場合は、剪定が原因と考えられるでしょう。ただし自生しているトベラからも、強烈なにおいを感じられることがあります。この場合は風の影響で枝が折れたり、実を食べた動物がトベラの葉・枝を傷つけたりしたことが原因と考えられます。

トベラの育て方

トベラの栽培方法にはコツがいりません。どのような環境にも適応しますし、手入れも基本的に必要ありません。ただし庭木や観賞用として栽培するならば、トベラ特有の栽培方法のコツを知っておく必要があります。

育て方①苗の入手

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育てやすく丈夫なトベラの苗は、街の園芸店で入手できます。なお園芸店によっては、苗だけでなく種の入手ができることもあります。

珍しい苗の入手方法

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庭木などに人気のトベラですが、近年は観賞用のトベラも増えています。人気の高いトベラなら園芸店でも入手可能ですが、珍しい種類の場合はインターネットで入手する方法がおすすめです。

入手できる主な種類

園芸店で入手できる主なトベラには定番のトベラのほかに、ピットスポルムやヒメトベラなどがあります。

育て方②土

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トベラは、基本的にどのような土でも問題なく育ちます。丈夫な木に育てるのであれば有機質を多く含む土を準備しましょう。

育て方③植え付け

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耐寒性もあるトベラですが、どちらかというと暖かい気候を好みます。そのため冬の植え付けは避け、気温が上がり始める初春に植え付けするのがよいでしょう。

半日陰よりも日なたがおすすめ

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海岸付近に自生するトベラのため、直射日光があたる日なたで育てたほうが葉の緑が美しくなります。なお耐寒性もあり、半日陰でも成長に大きな影響はありません。

育て方④水やり

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強い日差しを浴びたほうが大きく成長するトベラは、ほとんど水やりの必要がありません。ただし植え付け直後で根付いていない場合は、根を成長させるためにも適度な水やりをしましょう。なお根付いた後は雨水だけで十分に成長します。

育て方⑤増やし方

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トベラは種で増やすことも可能です。実は熟すと亀裂が入り、種は自然に地面へおちるので、特別なことをしなくてもトベラは勝手に増えていきます。ただし計画的に増やしたい場合は、実から取り出し適量の種を土に植える方法がおすすめです。

種の冬越しも可能

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実から採取した種を翌年の春に植える場合は、ティッシュなどに包み乾燥させないように保存すれば種の冬越しも可能です。特に寒さが厳しい地域では、この方法で種まきをするほうが発芽率も高いです。

次のページでは、トベラにつきやすい害虫を見ていきましょう。

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トベラの害虫

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