セントポーリアとは?室内できれいに花を咲かせる管理のポイントを解説

セントポーリアとは?室内できれいに花を咲かせる管理のポイントを解説

セントポーリアは室内で育てることのできる人気の花です。品種も多くあるため、好みの花をみつけることができるのも魅力です。しかしセントポーリアは育てることが難しいとされる一面もあり、気が引けている方も多いことでしょう。セントポーリアの育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.セントポーリアとはどんな植物?
  3. 3.セントポーリアの育て方
  4. 4.セントポーリアの手入れ
  5. 5.セントポーリアの増やし方
  6. 6.セントポーリアの病害虫
  7. 7.まとめ

はじめに

出典:写真AC

セントポーリアは「室内花の女王」の別名を持つ、1年をとおして室内で育てられる花です。全世界に大勢の愛好家がいる花でもあり、その品種は2万を超えるともいわれています。草姿もさまざまで、好みの品種をみつけやすいことも人気の理由です。本記事ではセントポーリアを室内で上手に育てる方法をご紹介します。

セントポーリアとはどんな植物?

出典:写真AC

セントポーリアは室内花のなかでもデリケートとされる品種です。そのため初心者向きではない花といわれますが、実際どのような植物なのでしょうか?まずはセントポーリアについて基本的なことからご紹介します。

基本情報

園芸分類 草花
形態 多年草
原産地 熱帯アフリカ東部の山岳地帯
草丈 3~15cm
開花期 周年
花色 白・赤・ピンク・青・紫・複色
耐寒性 弱い
耐暑性 弱い

特徴

出典:写真AC

セントポーリアは原産地に24種ほどが分布し、短い茎をしたロゼット型と、伸びた茎が地面をはうトレイル型に分かれます。園芸品種はロゼット型を中心に品種改良されたと考えられ、その数は正確に把握できないほど豊富です。アマチュア愛好家の園芸品種は変化に富む反面、性質が弱いものや輸送に不向きなものもあります。営利目的でつくられた品種は、丈夫で多花性の品種も多いのが特徴です。

セントポーリアの育て方

出典:写真AC

セントポーリアはデリケートといわれますが、手入れのコツさえつかんでしまえば1年中美しい花を楽しめます。セントポーリアが好む温度は、人が快適に感じる温度と近く、18~25℃くらいです。セントポーリアの育て方の基本からご紹介していきます。

育て方①日当たり

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セントポーリアは直射日光に当たると葉が焼けただれてしまいます。そのためカーテン越しの光がちょうどよいです。もともと弱い光で十分に成長できる植物で、蛍光灯の光でも12~14時間ほど当ててあげればよいとされています。元気がなく、花付きが悪くなったと感じたら、蛍光灯を株の20cmほど上に置いたり、植物育成灯を当てたりすれば大丈夫です。

育て方②用土

Photo by yto

セントポーリアは耐寒性・耐暑性の両方がないため、地植えには向きません。そのため鉢植えにして、温度管理が簡単な室内で育てます。セントポーリアの用土は水はけと水もちのよい、有機質に富む土が最適です。鉢底に根腐れ防止用のケイ酸塩白土を敷き、バーミキュライト5とパーライト5で配合した土を使います。市販のセントポーリア専用の土もおすすめです。

育て方③植え付け・植え替え

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セントポーリアの植え付け・植え替えは、毎年1回か2回、春や秋の気温が安定して、花もできるだけ少ない時期を選んでおこないます。セントポーリアは成長力があるため根詰まりしやすいです。生育が悪くなって開花しなくなる前に植え替えましょう。

手順

出典:写真AC

セントポーリアはほかの植物と違い、株の直径よりも一回り小さい鉢を用意して鉢植えにします。株を鉢から丁寧に抜き取り、根元の土をほぐしてください。根の中心を確認して黒く変色して腐っていたら、はさみで切って取り除きます。根全体にケイ酸塩白土の粉をふりかけてから、セントポーリア用の新しい用土で植え替えて完了です。

次のページでも育て方を見ていきましょう!

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セントポーリアの手入れ

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