6月の苗植え野菜③ゴーヤ
連作障害が起こるので、ウリ科を育てた場合は3年空けます。栽培環境は日当たりがよい場所で育てましょう。植え付けは間隔を空けて植え、仮支柱を立てておきます。2週間したら支柱を立ててネットを張り誘引しましょう。実の付きが悪い場合は、柱頭に花粉を付けて人工授粉します。開花から2週間で収穫でき、ある程度太くなったら株を弱らせないために早めに収穫しましょう。
育て方のポイント
肥料を与えすぎるとつるボケして収穫量が減るので、追肥は生長状況を観察しながら与えましょう。収穫時期は特に水を多く消費するので多めに与えます。実なりをよくするために摘心して、上の方にあるツル2本を残しましょう。
6月の苗植え野菜④シシトウ
連作障害が起こるので、ナス科とウリ科を育てた場合は3年は空けます。栽培環境は風通しと日当たりのよい場所で育てましょう。浅めに苗を植え付け仮支柱を立てます。1ヶ月ほどしたら、本支柱に変えて茎を固定しましょう。摘心や、摘葉して実なりをよくします。開花から2週間が収穫の目安です。実に栄養がいってしまい株が枯れてしまうのでどんどん収穫しましょう。
育て方のポイント
辛みを抑えるには、水と肥料をしっかりと与えることで抑えられます。水やりは表面の土が乾いたら多めに与えます。追肥は実が付き始めたら2週間に1回、収穫が終わるまで与えましょう。ときどき土の表面を軽くほぐすことで、土の保水性や通気性を保てます。脇芽は同じところから出てくるので小まめに取り除きましょう。
6月の苗植え野菜⑤キュウリ
栽培環境は水はけと日当たりがよい場所で育てましょう。4月~5月の遅霜が過ぎてから植え付けします。支柱にツルを絡ませ茎が折れないようにしましょう。実の付きが悪い場合は、柱頭に花粉を付けて人工授粉をします。開花から1週間ほどで収穫可能です。株の負担を減らすため、ある程度のサイズになったら収穫しましょう。
育て方のポイント
乾燥を嫌うので水やりは小まめに行います。真夏は特に水の消費が激しいので多めに与えましょう。生長が早く栄養を多く消費するので、肥料切れを起こさないよう2週間に1回の頻度で追肥を与えます。整枝して根の張りをよくし摘葉して風通しと日当たりをよくしましょう。マルチを使うと雑草だけではなく、泥はねも防げるため病気の予防ができます。
6月の苗植え野菜⑥さつまいも
栽培環境は日当たりがよい場所で育てましょう。畝は耕して風通しをよくし、高めに作ります。植え付けは、広がっていくので間隔を空けて植えましょう。収穫は霜が降りる前に行います。実が傷つかないよう回りの土を掘りながら収穫しましょう。最初に土作りをしてしまえば簡単に栽培できるので、家庭菜園初心者にとてもおすすめの野菜です。
育て方のポイント
窒素分が多いとつるボケするので追肥はしなくても大丈夫です。ツルが伸びてきたらツル返しをして養分が実にいくようにします。植え方には種類があり水平植えが一般的で、船底植えは収穫量が多いですが小ぶりで、垂直植えは収穫量は減るがその分1個が大きくなる、と植え付け方法によって収穫量が変わるので、好みの方法で植えましょう。マルチを使えば除草作業や、土寄せ作業を省けます。
6月の苗植え野菜⑦落花生
栽培環境は水はけや日当たり、風通しのよい場所で育てましょう。植え付けるとき30cm~40cmくらい間隔を空けて植えます。収穫の時期は10月で、目安は葉っぱが黄色くなり、下の葉っぱが枯れてきたころが目安です。地中になっているので株ごと引き抜けば収穫できます。
育て方のポイント
肥料を与えすぎると、つるボケして実が付かなくなるので追肥はあまり与えなくて大丈夫です。土が固かったり、花の位置から地面が遠かったりするとさやが付きずらいので、花が咲いた時期と子房柄がでた時期の2回土寄せをして収穫量を増やしましょう。