5月の種まきできる野菜とは?
5月は種まき・植え付けともに夏野菜のピークの時期です。少しまだ肌寒い日もあった4月と違い、気温も安定していきます。そのため、家庭菜園では5月はもっとも植える野菜が多い月になるかもしれません。時期を逃さずにしっかりとチェックしていきましょう。
5月に種まきできる野菜
5月は、春と夏の境目の季節でもあります。3月や4月と違い、気温も安定して、ジャケットを着ないで過ごせる日や、半袖で過ごせる日もあるくらいです。そのため、夏野菜を植えるには適している時期でありますが、冷涼な気候を好む野菜の種まきもまだ間に合います。しかし、6月に入ると梅雨時期になり、多湿が気になってくる時期です。多湿は病気にもなりやすくなるので、6月に回さずに5月中に種まきを行いましょう。
5月は害虫に注意
5月は3月や4月、冬と違って虫も多くなります。そのため、アブラムシやカメムシなどが夏野菜によって来ることも。害虫を寄せ付けないために、ネットなどを利用するのも5月から始める家庭菜園でのポイントです。
5月に種まきするおすすめ野菜<果菜類>
果菜類とは、可食部が果実の野菜のことで、トマトやキュウリなどのことです。ここでは、5月に種まきできる夏野菜の果菜類を紹介します。
トウモロコシ
トウモロコシは5月に種まきができる夏野菜です。スーパーで売っているトウモロコシまで育てると、穀物という分類にはなりますが、その前の状態はヤングコーンが野菜として楽しめます。トウモロコシは日当たりを好むので、家庭菜園を行う場所がとても日当たりのいいならばすくすく育ってくれます。収穫は7月頃です。
トウモロコシの育て方
分類 | イネ科 |
連作 | 連作障害あり(1年開ける) |
栽培地 | 日本全国 |
土壌 | 酸性土壌を嫌う |
トウモロコシの種まきの時期は4月~5月で、生育気温も25℃~30℃と高く、典型的な夏野菜です。ただし、トウモロコシは育てるにあたり、多量の肥料を必要とします。必ず、適宜行うようにしましょう。
植え付け方法は?
トウモロコシは、受粉を促すために2条植えにするのがポイントです。種まきの場合は、トウモロコシを植える場所に3粒ずつ種を離して植え、その後種が隠れるくらい土をかけ、かけ終わったら手でしっかりと押さえます。続けて植える場合は、株間が30cm必要なので開けるようにしましょう。
Amazonでおすすめの種
ゆめのコーン
【スイートコーン】ゆめのコーン【サカタのタネ】(20ml)野菜種/とうもろこしの種[春まき]921207
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食用の品種で、スイートコーンはトウモロコシの種子に糖分が多く、甘みが多い品種です。
イエローポップ
トウモロコシ 種 【 イエローポップ 】 1dl ( トウモロコシの種 )
参考価格: 770円
ポップコーン用の品種です。ポップコーンを作りたい方は、こちらの品種がおすすめです。
5月に種まきするおすすめ野菜<マメ科>
マメ科の野菜は、分類としては果菜類になります。しかし、マメ科は他の果菜類よりも種類が多いです。ここでは、夏野菜のマメ科のみに重点をあてて紹介します。
サヤインゲン
サヤインゲンは、インゲンマメの若取りしたときの名前で、若取りせず、そのまま完熟させるとインゲンに名前が変わります。そんなサヤインゲンも5月に種まきができる夏野菜です。
サヤインゲンの育て方
分類 | マメ科 |
連作 | 連作障害あり(3年~4年開ける) |
栽培地 | 日本全国 |
土壌 | 酸性土壌を嫌う |
サヤインゲンは、4月から種まきができるようになり、早ければ6月~7月の時期には収穫が始まる夏野菜です。生育気温は15℃~25℃で、25℃を越すような日が続くと、花が落ちてしまうことがあります。そのため、7月にはすべて収穫するのがポイントです。また、サヤインゲンにはつるあり品種とつるなし品種があります。つるなし品種の方が収穫までの日数が短いので、初心者はつるなしを選ぶようにしましょう。
植え付け方法は?
発芽直後は鳥に食べられやすいので、種まきはポットに行うようにしましょう。ポットに培養土を入れ、穴を3つ話して開けます。その穴に種を1つづつ植えていき、土をかけるのがポイントです。その後、水をたっぷりかけ、双葉の次の葉がでたら間引きをしましょう。
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サクサク王子
【つるなしインゲン】サクサク王子【サカタのタネ】(30ml)野菜種[春まき]927081
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つるなし品種のサヤインゲンです。つるあり品種よりも収穫までの日数が短いので、サヤインゲンを家庭菜園などで育てたことのない初心者におすすめの種です。
ボタ爺
次はエダマメを紹介するぞ!