ゴールデンセージ
学名 | Salvia officinalis 'Icterina' |
別名 | ゴールデンガリエバテッドセージ |
分類 | 耐寒性多年草・シソ科アキギリ属 |
原産地 | ヨーロッパ |
草丈 | 40cm |
開花期・花の色 | 初夏~盛夏・紫 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い(-20℃) |
コモンセージの園芸品種であるゴールデンセージは、葉の縁に黄斑が入るのが特徴です。ハーブとしての使い方はもちろん、コモンセージよりもコンパクトにまとまるので寄せ植えなどにも向いています。増やし方は挿し木で簡単にできます。
トリコロールセージ
学名 | Salvia officinalis 'Tricolor' |
別名 | トリカラーセージ |
分類 | 耐寒性多年草・シソ科アキギリ属 |
原産地 | ヨーロッパ |
草丈 | 40cm |
開花期・花の色 | 初夏~盛夏・紫 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い(-20℃) |
トリコロールセージもコモンセージの園芸品種です。葉の縁にピンクとクリーム色の斑が入り、緑と合わせて3色になるところからこの名前がきています。新葉の時期と気温が低い時期にピンク色が濃くなります。
ホワイトセージ
学名 | Salvia apiana |
別名 | サルビアアピアナ、ビーセージ |
分類 | 耐寒性多年草・シソ科アキギリ属 |
原産地 | 西アメリカ |
草丈 | 40~180cm |
開花期・花の色 | 春~初夏・白 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い(-5℃) |
西アメリカ原産のホワイトセージは、セージの中でも強い殺菌力があるのですが、上記の4品種とは少し違った系統になります。ネイティブアメリカンのスピリチュアルな意味合いで、ホワイトセージには浄化作用があるといわれ、乾燥した葉を焚いて使用します。
サルビアと呼ばれるセージ
セージの学名とサルビアの関係
ボタニ子
ボタ爺
夏の花壇の赤い花…といえばこれじゃな?南米産の「サルビア・スプレンデンス」。薬用ハーブのコモンセージとはちょっと毛色が違うようじゃな。
ボタニ子
そうそう、この赤い花!これはハーブティーにはできないよね?
ハーブティーには向かないサルビア
残念ながら、上記の赤い花の「サルビア・スプレンデンス」をハーブティーにすることはできません。一般的にハーブとして使用するのは、地中海沿岸原産のコモンセージの仲間で、こちらが「セージ」という括りになっています。
サルビアは観賞用タイプの総称
「セージ」に対して、メキシコ原産の赤い花を観賞用とするのは「サルビア」と呼ばれています。しかし、観賞タイプのサルビアにハーブの効能や特性が全くないわけではありません。メキシコ産のサルビアの中にも薬用や食用とされる種類もあります。
地中海沿岸原産とメキシコ原産のセージ(サルビア)の違い
セージ | サルビア | |
---|---|---|
原産地 | 地中海沿岸 | メキシコ |
代表種 | コモンセージ | サルビア |
利用法 | 薬用 | 鑑賞 |
特徴 | 小型 | 大型 |
成長速度 | 遅い | 早い |
ボタ爺
サルビアの語源はラテン語で「健全、健康、安全」の意味。「セージ」の名前はフランスの古語からきているそうじゃ。なかなか奥の深そうなハーブじゃな。それでは観賞タイプのセージのご紹介じゃ。
ずっと気になってたんだけど、セージの学名には全部「サルビア」の文字が入ってるよね?夏に学校の花壇に植えてあった赤い花の仲間なのかな?