モナルダ(ベルガモット)とは?伝統的なハーブの特徴と育て方を解説!

モナルダ(ベルガモット)とは?伝統的なハーブの特徴と育て方を解説!

モナルダ(ベルガモット)をご存知ですか?原産地は北アメリカで、香りがよく古くからハーブとして親しまれている植物です。赤色やピンク色などさまざまな花色があり、どの色も蜜が多く養蜂場でも利用されています。そんなモナルダの特徴や育て方、花言葉などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.モナルダ(ベルガモット)とは
  2. 2.モナルダの特徴
  3. 3.モナルダの育て方
  4. 4.まとめ

モナルダの育て方

耐暑性や耐寒性が強く、ガーデニング初心者にも育てやすい植物です。繁殖力が強く、広い場所に地植えにすると根を伸ばしてどんどんと広がっていきます。草丈が比較的高い植物なので、寄せ植えにする場合は背の低い植物の後ろに植えるのがおすすめです。そんなモナルダの育て方を詳しくご紹介します。

育て方①置き場所

日当たりと水はけのよい置き場所で育てましょう。丈夫な植物のため半日陰や痩せ地など場所を選ばずに育てられますが、丈夫な株に育てたい場合はおすすめできません。乾燥を嫌いますが、あまり多湿にすると根腐れを起こしてしまいます。また、夏場の直射日光に長く当てると葉焼けの恐れがあるため注意が必要です。

育て方②用土

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水はけと水もちのよさを兼ね備えた用土が適しています。市販されている草花用の培養土を使用しても構いません。自分で配合する場合には赤玉土と腐葉土を混ぜ込んだものに、バーミキュライトを少量加えた用土を使用しましょう。

育て方③植え付け

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植え付けは3月〜4月か9月〜11月に行いましょう。地植えにする場合は、横にどんどんと成長していくので株間を40cmほどあけて植え付けてください。植え付けたあとはたっぷりと水やりをして育てます。鉢植えの場合は根が大きく成長するので深さや大きさに余裕のある鉢を選び、根詰まりを起こさないようにするのがポイントです。

育て方④植え替え

植え替えも植え付けと同じで3月〜4月か9月〜11月に行います。根が深く成長するので、掘りおこすときに根を切ってしまわなうように注意しましょう。繁殖力が強いため、株を優しく掘り起こしてから必要な分だけ切り取って植え付けても構いません。地植えでも鉢植えでも基本的には毎年植え替えを行い、根詰まりを防ぐのがおすすめです。

育て方⑤水やり

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地植えの場合は雨水だけで十分なため水やりの必要はありません。しかし雨が全く降らず、地面が乾燥しすぎているようなら様子を見ながら水を適量与えてください。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出る程度にたっぷりと水やりをします。乾燥が苦手な性質があり、水切れを起こすと枯れてしまう恐れがあるので注意しましょう。

育て方⑤肥料

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肥料は与えなくても育ちますが、株を大きくしたい場合には3月〜4月と9月〜11月に緩効性の化成肥料を与えます。株元に肥料を適量与えると花数も増えて立派な株に育ちます。鉢植えの場合は、開花前に月に2回〜3回液体肥料を与えると花付きがよくなります。また、植え付けのときの用土に元肥として緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおいても構いません。

育て方⑥切り戻し剪定

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繁殖力が強く成長スピードも早いのが特徴です。放っておくと増えすぎてしまったり、他の植物の妨げになったりするので切り戻し剪定を行いましょう。6月〜7月に伸びすぎた枝や込み入っている部分を切り戻し剪定して形を整えます。開花後には花がら摘みも兼ねて、もう一度切り戻し剪定を行うときれいに仕上がるのでおすすめです。

まとめ

モナルダの特徴や育て方、花言葉や風水効果などをご紹介しました。爽やかな芳香が魅力的で、ガーデニングだけでなくハーブティーやポプリにも利用できる素敵な植物です。耐暑性や耐寒性が強く、育て方も簡単なので初心者でも気軽に育てられます。そんな魅力的なモナルダを育てて、ぜひ爽やかで素敵な香りを楽しんでみてくださいね。

Alisa.
ライター

Alisa.

よろしくお願いします。

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