小型の品種
チェリーコーラ(赤系)
葉色は、赤みがかった茶色です。秋冬になると、葉色が濃くなります。日陰に強くシェードガーデン向きで、置き場所によっても葉色が変化する品種です。花は、鮮やかな赤い色を咲かせます。
スイートタルト(ライム系)
まだ株は小さいけど花は次から次へと…ヒューケラのスイートタルト。 pic.twitter.com/pU9FiCglIK
— ちか (@chika_plants) March 12, 2017
葉色は明るいライムグリーンの品種です。鮮やかな濃いピンク色の花を咲かせます。
パリ(グリーン系)
花茎が株元から30cm~50cmぐらいと、低い位置で花が咲きます。長く咲き続け、花色は濃いローズ色です。日陰に強いので、シェードガーデンに向いています。
ゴッサムシティ(黒系)
超レアなヒューケラ「ゴッサムシティ」が那珂花木なんちゃらーに入荷してたよ。温室前にまだあるはず。
— ねず🌚 (@Nezuchansan) November 27, 2019
私のかわいい女の子「ジョリ・フューユ」届いた💕 #ハチドリの庭 pic.twitter.com/IJu5Nq44kQ
葉色は黒系で、花色はクリームイエローの品種です。葉の黒色は他の植物の引き立て効果があり、寄せ植えのポイントに向いています。
中型の品種
マホガニー(赤系)
葉は革のように厚くてツヤがあり、葉色は春に紫系で、夏になると赤系に変化します。花は渋味のある褐色の花を咲かせる品種です。
ミダスタッチ(オレンジ系)
もういっかい♪ ヒューケラのミダスタッチと手前のコも同じくヒューケラのシャンパン《*≧∀≦》 #写真で奏でる私の世界 pic.twitter.com/Aq4xJRB5lI
— ねず🌚 (@Nezuchansan) July 2, 2018
葉色は、ピーチゴールドに白の模様が入っている品種です。バスケットの寄せ植えにも向いていて、葉色のオレンジ系が全体を華やかにします。
ライムリッキー(ライム系)
葉色はライムグリーンや黄金に見え、春は黄色、夏秋はライムグリーン色が強くなります。花色は白です。日陰でも育つ品種のため、明るい彩りを添えます。
オブシディアン(黒系)
葉色は、ヒューケラの品種の中で一番黒く渋味があります。丸みのある葉は、ツヤがあり美しい品種です。成長とともに葉が大きくなるため、コンパクトの若いうちに他の植物と一緒に寄せ植えにすると効果的なアクセントになります。
大型の品種
キャラメル(オレンジ系)
葉色がキャラメル色で、季節によって鮮やかなアプリコットの色合いに変化します。暑さや湿度に強く、育てやすい品種です。大きな葉で株が大きくなるため、広いスペースに向いておりグランドカバーに適しています。
サンライズフォール(ライム系)
ヒューケラとティアレラの交配種で、葉がカエデ型の這性タイプです。葉色は、鮮やかな黄金色に赤いスポットが入っています。花色は白です。ハンギングや寄せ植えには、這性を活かして下に垂らします。また、グランドカバーにも適しています。
キモノ(グリーン系)
ヒューケラとティアレラの交配種で、葉色は薄緑色にシルバーが帯び中央に黒い斑が入っています。葉は深い切れ込みが入り、たくさんの白い小花を咲かせます。秋冬になると、葉がピンクから赤く紅葉する品種です。
スペルバウンド(紫系)
葉は、切れ込みのあるフリルの形をした品種です。葉色は、春から初夏にかけて新芽が赤紫色をしています。夏になると少しずつシルバーに色が変わります。花はピンクがかかった白色です。
ドルチェシリーズ
ドルチェシリーズは、通年楽しめる発色が鮮やかなカラーリーフです。葉色は季節によって変化します。また、ヒューケラは真夏の直射日光が苦手ですが、ドルチェシリーズはその弱点を品種改良により丈夫にしました。ドルチェシリーズは名前に特徴があり、メープルファッジ・アップルシブースト・ブラックベリータルト・ライムソルベ・チョコミントなど美味しい食べ物にちなんでいます。
ヒューケラの楽しみ方
花を長く楽しむ方法
ヒューケラの近縁種には、ヒューケラ系・ティアレラ系・ヒューケレラ系があります。葉や花の形のほかに、開花時期がそれぞれ違います。相性のよいものを混合にして寄せ植えすると、花を長く楽しむことができるでしょう。
葉と花のどちらを楽しむか
ヒューケラの葉を楽しみたい場合は、半日陰の場所を選びましょう。ただし、比較的明るい日陰を選ばないと、茎が徒長するので注意が必要です。葉よりも花に重点をおく場合は、日当たりのよい場所を選びましょう。
ボタニ子
次はヒューケラの増やし方を紹介します!