カンナの育て方
熱帯地域を原産地とするカンナは、暑さや乾燥にとても強いのが特徴です。猛暑日の続く日本の夏にも負けず、すくすくと元気に成長してくれますよ。一方で寒さには弱いため、植え付けのタイミングや越冬対策には注意してくださいね。栽培環境や水やりなど、育て方のポイントを順番に確認していきましょう。
育て方①栽培環境
カンナは日当たりと水はけがいい場所を好みます。温暖な地域であれば、盛り土やマルチングなどの寒さ対策をすれば露地での越冬も可能です。それ以外の地域で育てる場合、冬場は鉢ごと室内に取り込んだほうがいいでしょう。室内の温度が高いと成長が進んでしまうことがあるため、凍らない程度に寒い場所で貯蔵してくださいね。
育て方②水やり・肥料
鉢植えで育てる場合、土が乾いたら水やりをしてください。品種によっては鉢を水につけて栽培することも可能です。真夏は腰水灌水すると、管理がとても楽になりますよ。庭植えであれば自然に降る雨に任せて構いません。肥料は植え付けの際に元肥として緩効性化成肥料を、発芽後は置き肥を行います。月に1回くらいが適したペースです。
育て方③植え付け
カンナは水はけ・水持ちがよく、通気性に富んだ土を好みます。市販されている草花用培養土で問題なく育ちますし、赤玉土と腐葉土、牛ふん堆肥を配合した土でも構いません。植え付けは4月下旬~5月が適期で、根茎を使います。確実に霜が降りないくらい、暖かくなってから行ってくださいね。温暖な地域であれば、9月植えも可能です。
7月15日の誕生花(カンナ以外)
7月15日の誕生花は、カンナ以外にも複数設定されています。そのなかから今回は、庭や玄関の印象を決めるシンボルツリーとして人気の「ナツツバキ」、フラワーギフトの王道「バラ」のふたつについて見ていきましょう。どちらも花姿が美しいだけでなく、花言葉もとてもポジティブなものばかりですよ。
7月15日の誕生花①ナツツバキ
濃いグリーンの葉に、真っ白な花のコントラストが美しいナツツバキ(夏椿)は、庭木や玄関先の鉢植えのほか、生け花の花材としても人気があります。朝に開花した花がその日のうちにしぼんでしまう「一日花」の性質には、儚げな印象も受けるでしょう。花言葉は「愛らしさ」「儚い美しさ」です。
7月15日の誕生花②バラ
フラワーギフトの王道、バラも7月15日の誕生花のひとつです。アレンジメントや花束、プリザーブドフラワーなど、いろいろな楽しみ方がありますね。恋愛に関係した花言葉を多数持ち、花色ごとはもちろん、本数でも花言葉が異なります。伝えたいメッセージにあわせて、花色や本数にこだわったギフトにするのも素敵です。