ミルクブッシュとは?名前の由来や特徴、基本的な管理方法まで紹介!

ミルクブッシュとは?名前の由来や特徴、基本的な管理方法まで紹介!

インテリアとしても人気のミルクブッシュは、独特な枝のフォルムが魅力の観葉植物です。面白い名前の由来を持つミルクブッシュは、栽培方法や特徴がわかれば初心者でも栽培できます。そこでミルクブッシュの特徴から基本的な管理方法までをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミルクブッシュとは?
  2. 2.ミルクブッシュの特徴
  3. 3.ミルクブッシュの育て方
  4. 4.ミルクブッシュの手入れ
  5. 5.ミルクブッシュの増やし方
  6. 6.ミルクブッシュの植え替え
  7. 7.まとめ

②冬越し

寒さに弱い特徴があるので、気温が5℃以下の環境では冬越しすることができません。そのため気温が5℃以下になる地域は地植えの栽培に適していないため、鉢植えで屋外栽培する場合も、5℃以下になる前に室内に置き場を変更するのが冬越しのポイントです。

エアコンの風に要注意

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室内で冬越しする場合、エアコンを利用して温度調整をすることがありますが、エアコンの風が直接あたると枝が乾燥し枯れてしまいます。そのためエアコンでの温度管理はOKですが、エアコンの風があたらない場所を置き場にするのが失敗しない冬越しのポイントです。

日当たりも冬越しのポイント

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冬越し中に葉が枯れてきた場合は、日当たりの悪さが原因の可能性があります。日照時間が短い冬は窓から離れた場所を置き場にすると、日光がほとんどあたらず枯れてしまうため、室内での冬越しは日当たりのよい窓辺などを置き場にするのがポイントです。

④葉水

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葉に霧吹きなどで直接水やりをする「葉水」は、ミルクブッシュのような観葉植物で乾燥対策として行う手入れ法ですが、葉水は乾燥対策だけでなく病害虫対策にも効果的です。なお枯れる原因となるハダニ・アブラムシは水で簡単に落とせるので、1日1回の葉水で病害虫の予防にもなります。

ミルクブッシュの増やし方

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無事に冬越しに成功したら、増やし方を覚えて少しずつ自分で増やしてみましょう。ミルクブッシュの増やし方はコツがわかれば初心者でもできますし、増やし方さえわかればお金をかけなくてもミルクブッシュに囲まれた素敵な空間を作ることができます。

①挿し木

初心者におすすめの増やし方は、挿し木で増やす方法です。まず挿し木用の鉢と用土を準備し、剪定した挿し木を植え付けます。植え付けから根が生えるまでは1ヵ月程度かかりますが、根が生えたら栽培用の鉢に植え替えればOKです。

挿し木する時期に注意

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挿し木による増やし方で気を付けたいのが「作業を行う時期」です。生育時期の春~秋であれば作業はできますが、高温が続く7月以降に行うと根が生える前に暑さでバテてしまいます。そのため作業をするなら5月~6月に行うのがおすすめです。

②接ぎ木

挿し木よりもレベルが上がりますが、接ぎ木による増やし方もできます。ただし接ぎ木の場合は台木との相性が関係するので、初心者向けの増やし方ではありません。なお接ぎ木する場合は、剪定した接ぎ木の断面を水でよく洗ってから行うのがポイントです。

ミルクブッシュの植え替え

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冬越しを経験した後もお手入れが必要なのがミルクブッシュです。生育期になると成長スピードが加速する植物なので、生育環境がよければ1年で根詰まりを起こすほど成長します。そのため1年~2年おきに行う植え替えも、ミルクブッシュの育て方の基本です。

植え替えの方法

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植え替えを行うのに適しているのは、気温も暖かく晴天が続く5月~6月です。植え替え作業を行う前に植え替え用の鉢を準備しますが、大きさは植え替え前よりひとまわり大きいサイズを目安にします。また鉢の底には鉢底石を入れ、通気性を確保するのもポイントです。

まとめ

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初心者でも育て方や手入れの方法、冬越しのコツがわかれば栽培ができる植物なので、観賞用としてだけでなくお部屋のインテリアとしてもおすすめです。ただしミルクブッシュの乳液には有毒成分があるので、剪定作業などは注意するようにしましょう。

Akemi
ライター

Akemi

自然や植物と楽しく暮らすヒントを、わかりやすく紹介していきます。

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