ソフォラの育て方③増やし方
挿し木
ソフォラの増やし方は、挿し木です。花が咲くことは珍しいため、種まきからの増やし方はほとんど行いません。5~6月が挿し木の適期です。まず、元気のいい長さ10cmほどの枝を用意します。3~4節ほど下葉を取り除き、挿し木用に用意した赤玉土に挿します。明るい半日陰で管理しましょう。2か月ほどで根が生えてきます。
ボタ爺
増やし方のまとめ
- 増やし方は挿し木
- 時期は5~6月
- 清潔な赤玉土に挿す
- 発根は2~3ヵ月が目安
- 明るい半日陰で管理する
ソフォラの切り戻し剪定
ソフォラを定期的に植え替え、鉢のサイズをあげ大きく育てていくと1mを超えることもあります。しかし、メルヘンの木らしくコンパクトにまとめておきたい場合や、混み合った枝を透かして風通しをよくしたい場合などは、切り戻し剪定が必要です。ソフォラの切り戻し剪定についてご紹介します。
ボタニ子
小さなイメージのソフォラだけど、1mを超えることもあるんですね!大きく育てるのも面白そうです。
切り戻し剪定のやり方
時期
ソフォラの切り戻し剪定は、新芽が動く成長期の4~5月が適しています。剪定した枝を挿し木にしたり、樹形を整えた後に植え替えをしたりと、この時期に、植え替えや挿し木を同時に行うと効率がよいでしょう。
剪定方法
ソフォラは、日当たりや肥料の与え方などでも樹形が変わってきます。樹形を乱すような枝を剪定しましょう。コンパクトにまとめたい場合は、上向きに勢いよく伸びている枝を切り詰めます。上向きの枝は元気がいいので、強めに剪定してもかまいません。樹形を乱すような下向きの枝や古い枝は不要なため、付け根から切ってしまいましょう。
切り戻し剪定のまとめ
- 時期は4~5月
- コンパクトにまとめたい場合は、上向きの枝を強く切り詰める
- 樹形を乱す下向きの枝や古い枝を切り戻す
- 剪定・挿し木・植え替えを同時に行うのがおすすめ
ソフォラを枯らさないコツは?
ソフォラは、1年を通して小さな葉を楽しめる観葉植物です。しかし環境が合わなかったり、虫の被害や病気にかかっていたりする場合は、枯れてしまうことがあります。ソフォラは弱っていると落葉することが多いので、枯らしてしまう前に、ソフォラからのサインに気づきましょう。
ボタ爺
葉がポロポロと落葉しだしたら、少し危険じゃ。環境や育て方を見直そう。
枯れる原因と対策
「日照不足」「過湿」「乾燥」
ソフォラは日照不足で枯れることがあります。葉が黄色く変色してきたり落葉してきたりした場合は、まず置き場所を確認しましょう。直射日光の当たらない明るい場所が最適です。根腐れを起こす水の与えすぎにも注意します。また乾燥にも弱く、室内での冬越しの管理は特に注意が必要です。エアコンなどの風が直接当たらないように工夫し、葉水は1年を通して行います。
まとめ
ソフォラはかわいらしさとおしゃれな印象を与える観葉植物です。美容院などでも飾られているのを見かけることがあります。ソフォラを上手に育てるためには、日当たりと葉水がポイントです。伸びすぎた枝を剪定し、好みの樹形を保ちながら、愛情をかけて育ててみてください。
梅雨時期は湿度が高いから、挿し木には特に適しているんじゃ。