棗(ナツメ)とは?花や実の特徴や効果・効能から食べ方までご紹介!

棗(ナツメ)とは?花や実の特徴や効果・効能から食べ方までご紹介!

中国や韓国で古くから健康のために食べられてきた果物、棗(ナツメ)について解説します。体を温める効果が期待できる棗は女性にうれしい食べ物といえるでしょう。そんなナツメの特徴、効果・効能、おいしく食べる方法などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.棗(ナツメ)とは
  2. 2.棗の特徴
  3. 3.棗(ナツメ)の効果・効能
  4. 4.棗(ナツメ)のおいしい食べ方
  5. 5.棗(ナツメ)の育て方
  6. 6.まとめ

棗(ナツメ)の効果・効能

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お茶や料理のほか、生薬としても用いられる棗の実にはどのような効果や効能があるのでしょうか。美容と健康にすばらしい効果を持つといわれる、棗の味や効果・効能について詳しく見ていきましょう。

棗の味

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棗の果実は生食でき、サクサクしてリンゴとナシの中間のような食感が特徴的です。​​​​​ほんのりした甘みとフルーティーな香りがすばらしく、棗が果物であることを実感できるおすすめの食べ方です。生の棗を見つけたら試してみてください。乾燥したドライフルーツでもさわやかな甘味を感じられます。

栄養

古くから薬膳料理によく食材として知られる棗は、補血作用があるといわれ、特に女性の美と健康を保つために欠かせない果物です。また、カリウム、マグネシウム、リン、鉄などを含み、ミネラルの宝庫のような食べ物だというのも見逃せない特徴です。

効果①体をあたためる

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東洋医学では、棗は体をあたためる食材に分類されます。日頃から冷えを感じやすいなどの悩みがあれば、棗の実を使ったお茶や料理を積極的に摂るのもよいでしょう。

効果②緊張をやわらげる

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ほんのり甘い棗の実には、精神の興奮を鎮めて安定させてくれる働きがあるといわれます。ストレスが多く緊張した状態が続くなどで、質のよい睡眠がとれない、不快感が続くようなときに棗を取り入れるのもおすすめの方法です。

効果③元気になる

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棗を使った生薬「大棗(タイソウ)」は滋養強壮を目的に、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)など、多くの漢方処方に配合されます。「ちょっと元気が足りない」というとき、棗は強力な味方になる食べ物です。

タイソウ(大棗)の成分・特徴 生薬・漢方事典 | タケダ健康サイト
タケダ健康サイト「タイソウ(大棗)」のページです。生薬の特徴や生育地、効能、マメ知識、効果が期待できる症状などをご紹介します。タケダ健康サイトは武田コンシューマーヘルスケア株式会社がお届けする総合健康情報サイトです。製品に関する情報はもちろん、症状や疾患の原因・対処法など、健康を願うみなさまに役立つ情報を掲載しています。

食べるときの注意点

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美容と健康にうれしい果実ですが、棗を食べるときに気をつけたい点もあります。それはブドウ糖、果糖など糖類を多く含むため、100gあたり287kcalと高カロリーである点です。体によい果物ですが、食べすぎには要注意です。

次のページでは、棗のおいしい食べ方をご紹介します。

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棗(ナツメ)のおいしい食べ方

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