ケッパー(ケーパー)とは?植物としての特徴と食材としての使い方を紹介!

ケッパー(ケーパー)とは?植物としての特徴と食材としての使い方を紹介!

ケッパー(ケーパー)は、洋風料理に用いられる植物です。観賞用としても美しいケッパーの花の蕾や実を酢漬けや塩漬けにしたものは、イタリアやフランス料理によく使われています。この記事では、ケッパーの植物としての特徴や食材としての使い方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ケッパーとは
  2. 2.ケッパーの特徴
  3. 3.ケッパーの効果効能
  4. 4.ケッパーの使い方
  5. 5.ケッパーを使ったレシピ
  6. 6.ケッパーの育て方
  7. 7.まとめ

ケッパーの効果効能

栄養素

100gの缶詰のケッパーが含有する主な栄養素は、たんぱく質、炭水化物、脂質、糖質、食物繊維、ナトリウムなどのミネラルです。100gでもは23Kcalで、比較的ヘルシーな食材といえるでしょう。

香りの成分と効能

ケッパーの香りは、バター類にも多く含まれるカプリン酸や、ルチンなどの芳香成分が主体です。解毒、解熱作用やリラックス効果、食欲増進、便秘緩和にも効果があるとされています。

ケッパーの使い方

ケッパーは欧風料理やサラダ、魚料理などでよく使われている食材です。ここでは、ケッパーの使い方や注意点を紹介します。

使い方①そのまま使う

酢漬け

酢漬けのケッパーは、そのまま料理のトッピングとしても使えますが、刻んでサラダに混ぜたり、独特の香りを楽しんだりすることにも使われます。加熱しすぎると、香りも飛んでしまいます。使用時には注意してください。

塩漬け

ケッパーの塩漬けはそのままでは塩味が強いため、水で塩抜きをしてから使います。必要なだけ水に浸して、時々水を変えてください。ザルでしっかり水を切って使います。

使い方②油脂と混ぜて使う

ケッパーは料理のトッピングや隠し味的に使われていることが多いです。また、油脂と混ぜて料理に使ったり添えたりするのもポピュラーな使われ方です。気をつけたいのは量です。味わいを豊かにしようと多く用いられることもありますが、量が多いからといってより深みが出るわけではありません。塩分が高くなるだけのため、適量を使いましょう。

モンペリエバター

刻んだケッパーとバターを混ぜたものをモンペリエバターと呼びます。モンペリエバターと刻んだアンチョビ、パセリやクレソン、チャービルといった香草を混ぜて食パンなどに塗って食べると風味が豊かになり、おいしく食べられます。フランス料理でよく用いられる方法です。

タプナード

フランスではオリーブの実、オリーブオイル、にんにく、アンチョビなどとともにペーストの材料にされています。肉・魚料理のソースにしたり、パンに添えたりして使います。

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ケッパーを使ったレシピ

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