エゾウコギとは?植物としての特徴とサプリメントとしての効能を紹介!

エゾウコギとは?植物としての特徴とサプリメントとしての効能を紹介!

エゾウコギは日本の北海道やロシア、中国の一部などに自生している植物の一種です。朝鮮人参などで有名なウコギ科の植物で、小さく集まったブルーベリーのような見た目をしています。この記事では、エゾウコギの特徴やサプリメントの効果などについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.エゾウコギとは?
  2. 2.エゾウコギの特徴
  3. 3.エゾウコギの効果
  4. 4.まとめ

エゾウコギの効果

エゾウコギは古代中国やロシア、日本ではアイヌ民族が薬として使用していた植物です。主に根皮に薬効成分がふくまれていて、飲み方としてはサプリメントやハーブティーで摂取することができます。効果としては抗うつや免疫能力の上昇など、さまざまな効果が期待できます。

主な効果

エゾウコギを摂取した場合の効果は、抗うつや疲労回復、免疫能力の上昇などです。中国では2000年以上も薬として重宝され、1960年代では旧ソ連でも研究されていました。そこでエゾウコギに「アダプトゲン」という物質がふくまれていることがわかり、この「アダプトゲン」が抗ストレスなどの効果をもたらしています。

中国でのエゾウコギ

中国では北部にしかエゾウコギは生えておらず、とても貴重な植物とされていました。2000年の歴史の中でエゾウコギは「気」を高める植物とされ、武芸者などが好んでいたこともあるようです。また生命力を増加させる効果があると考えられ、うつ病の患者や怪我人にエゾウコギを飲ませたといいます。

副作用

エゾウコギに副作用はほぼないですが、寝る前に摂取すると不眠症などを引き起こす人もいるようです。あがり症の改善や自律神経を整えるなど便利な植物ですが、摂取量を多くしてしまうと耐性ができてしまうことがあります。耐性ができてしまうと薬が効きにくくなり、改善していた病気が元に戻ってしまうこともあるようです。

適切な摂取量

エゾウコギは6〜8週間連続で摂取するのがよい飲み方だといわれています。連続して摂取した後には1週間ほど間をあけ、時間がたってから再び摂取してください。また、医薬品やそのほかのサプリメントを併用すると体調不良を起こす場合もあるので、十分注意して摂取するようにするとよいです。

サプリメント

エゾウコギの効率よい飲み方に、サプリメントがあります。サプリメントは使用する植物を濃縮することが多いので、手軽に効果が期待できます。また、独特の風味があるものは飲みやすいように加工されていることもあるため、苦手な味なども心配しなくてよい場合が多いです。

ハーブティー

エゾウコギの飲み方として、サプリメントを除くとハーブティーがあります。ハーブティーはエゾウコギの薬効成分をゆっくりと水に溶かしていくため、純粋な効果の期待ができます。サプリメントとちがい添加物がないことなどもあり、とても安全な飲み方です。

効果の似ている植物

効果の似ている植物に、セイヨウオトギリソウがあります。セイヨウオトギリソウは別名「セントジョーンズワート」といい、漢方やサプリメントとして摂取されています。エゾウコギと同じく抗ストレスの作用があり、英国では「聖ヨハネの草」として、神聖な薬草や漢方というあつかいです。

まとめ

エゾウコギは抗ストレスや抗うつなど、さまざまな効果が期待できる植物です。寝る前に摂取すると不眠症などの副作用が出る場合もあるため、注意して摂取してください。体の不調を整える効果もあるため、疲れているときに心や体を癒してくれるかもしれません。

シロクマ
ライター

シロクマ

植物の中でも、多肉植物が特に好きです。 ゆるりとやっているので、よろしくお願いします!

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