トケイソウとは
トケイソウは白色や赤色、紫色やピンク色など色とりどりの花を咲かせる植物で、開花時期が長くガーデニングにも人気があります。名前のとおり時計のような咲き姿が特徴で、つる性の植物のためネットや支柱に誘引して、グリーンカーテンとしても使用できるのが魅力です。そんなトケイソウの花の特徴や種類、水やりや植え付け方などの育て方を紹介します。
トケイソウの基本情報
科名 | トケイソウ科 |
属名 | トケイソウ属、パッシフロラ属 |
別名 | パッションフラワー |
開花時期 | 5月〜9月 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 普通 |
トケイソウの特徴
トケイソウはオーストラリアやアジア、熱帯アメリカが原産の熱帯植物です。白色やピンク色、紫色や赤色などたくさんの花色があり、約500種類ほどの品種から自分好みのトケイソウを探せる魅力もあります。また、英名ではパッションフラワーと呼ばれ、さまざまな効果が期待できる植物です。おすすめの摂取方法などについては、以下の記事を参考にしてくださいね。
トケイソウの名前の由来
トケイソウは和名で「時計草」と表記されます。個性的な咲き姿が人気の植物で、花の中心にある雌しべの部分が時計の文字盤に例えられ、まっすぐに伸びた雌しべが時計の針に見えたため「時計草」と名付けられました。雌しべは3本あり、それぞれが「長針」「短針」「秒針」に例えられたともいわれています。
トケイソウの花言葉
トケイソウには「聖なる愛」「宗教的情熱」「信仰」「信頼」という花言葉がついています。トケイソウはキリスト教の布教に使用されていた花といわれており「信仰」や「宗教的情熱」という花言葉がつけられました。この歴史から「十字架上の花」とも呼ばれ「キリストの処刑を象徴する花」としても知られています。
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