パーフェクトプランツ・ギボウシの品種図鑑！葉色の系統別に25種ご紹介！

青味のある丸いネズミの耳のようなブルーマウスイヤー。小さな丸い葉がこんもりと密生して咲くようすには愛らしさがあります。小型種で場所を取らないので、花壇の縁取りにいかがでしょうか。2008年のホスタオブザイヤー受賞品種です。

シーボルディアナ・エレガンスは中大型種のブルー系として定番の人気品種です。ブルーをきれいに発色させるには、直射日光を避け、涼しく、湿度のある場所で管理してあげるとよいでしょう。初心者にもおすすめの強健種です。

大型のブルー系品種のラブパットは、庭に一株あるだけで注目を集めることでしょう。凹凸のある葉の形状にもインパクトがありますが、ほかに類をみないブルーのカラーリーフは、鮮やかな色の花でもシックな銅葉とでも、みごとに引き立て合うことでしょう。

ハルシオンはブルー系ギボウシの人気品種です。青い葉はカラーリーフとしても活躍します。葉の表面に薄く白い粉がかかったような特徴がありますが、このブルームが葉を青く見せてくれます。指で触れたり強い雨に当たると取れてしまいますので注意しましょう。

大型で立葉性の長大銀葉は、成長が早いため大株になりやすく、とても丈夫という育てやすい品種です。店頭ではあまり見かけないので、入手方法は通信販売が確実でしょう。あまり大きくしたくない場合は肥料を控えると、株の大きさを変えずに管理することができます。

25種類の個性的なギボウシをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ギボウシは、アメリカのホスタ協会では5000品種以上が登録されているほど人気のある植物です。原産地でもある日本は、ギボウシの生育に適した環境ですから、ぜひともダイナミックで優美なギボウシの葉色を楽しんでいただきたいものです。